サクヒン

Graphic Designマキアージュ春夏キャンペーン

資生堂 マキアージュ ビューティーキープベースUV 「密着」篇
※TV-CMは最新の作品を掲載しております(2014年7月1日現在)

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フレッシュなイメージに一新! 王道ブランド、進化の兆し

ブランドのイメージをどう保ち、進化させていくかは、常に魅力的なブランドであるために重要なこと。今年のマキアージュ春夏キャンペーンのアートディレクションでは、勢いとリズム、そしてフレッシュ感を持たせたイメージに一新したいと考えました。そんな中で生まれたキャッチコピーは「初、咲、唇」。何十、何百と出し合ったコピー案の中からチームのみんなと検討を重ね、結果的に極めてシンプルでありながら、凛とした佇まいを持つこの言葉に決めました。

マキアージュ春夏キャンペーン 資生堂書体マキアージュ春夏キャンペーン 資生堂書体

マキアージュ ビューティーキープベース ポスターマキアージュ ビューティーキープベース ポスター

シンプルなコピーに個性を生む、資生堂書体のインパクト

今回のコピーには、資生堂書体と呼ばれる資生堂のオリジナル書体を使用しました。この書体は、資生堂意匠部(現在の宣伝・デザイン部)が1916年に設立されて以来ずっと歴代のデザイナーに受け継がれ、アップデートが繰り返されています。私たち資生堂のデザイナーは、入社1年目にこの書体を手で書けるように練習するのですが、今回もデザイナーが手書きで書体を作りました。ポスターの書体は細い線で個性的に、店頭の販促用ビジュアルは視認性を高めるために絶妙な太さで、とバランスにこだわりました。キャッチコピーがクラシカルな分、今の気分に寄り添う軽やかでヌケ感のある仕上がりにしています。

王道の舞台で勝負、看板ブランドに華を添える

企画を考えるときは、まずグラフィックからイメージを膨らませていきます。今回もっとも大事にしたかったのは、文字とビジュアルが一体化していること。そこで、資生堂のアイデンティティーでもある資生堂書体を使うことに決めました。これまでにも、「ピエヌ」や「アクアレーベル」などで広告のコピーに資生堂書体が使われた例はあるのですが、自分の手がける広告で使ったのは今回が初めてです。私が入社1年目のころに資生堂書体の教科書の制作に携わったこともあり、人一倍思い入れが強かったからこそ、それ相応の理由がないと扱えないと思っていました。けれど、今回はなんといっても資生堂の看板ブランドの一つであるマキアージュ。伝統的な美しさとモダンな感覚を融合させ、新たなイメージが誕生したのではないかと思っています。

資生堂書体が起用された広告資生堂書体が起用された広告
(左)1999年「ピエヌ」(右)2010年「アクアレーベル」

高礒 恵子
Profile
高礒 恵子(たかいそ けいこ)Art Director
1979年生まれ。岐阜県出身。2004年東京藝術大学大学院デザイン専攻修了。同年資生堂入社。インテグレートなどのアートディレクション担当後、現在マキアージュや花椿誌を主に担当。
Credit
CD
金井 正人
AD
高礒 恵子
C
吉田 聖子
D
小林 麻紀
P
廣岡 伶美

クレジット表記について
  • ECD: エグゼクティブ クリエイティブディレクター
  • CD: クリエイティブディレクター
  • AD: アートディレクター
  • D: デザイナー
  • Copy D: コピーディレクター
  • C: コピーライター
  • P: プロデューサー
  • PH: フォトグラファー
  • PL: プランナー
  • ST: ストラテジスト

クレジットは資生堂 クリエイティブ本部のスタッフのみの掲載としております。

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