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Graphic Design資生堂 プロモーションDM

プロモーションDMプロモーションDM
プロモーションDM(2013年4月)プロモーションDM(2013年4月)
プロモーションDM(2012年4月)プロモーションDM(2012年4月)

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化粧品専門店からお客さまへ届ける
ダイレクトメール(DM) カバーデザイン

毎月化粧品専門店と総合スーパーの資生堂カウンターを通してお客さまのもとへ届き、季節ごとのおすすめ商品をお伝えするDM。そのカバーデザインを、2012年4月から2年間にわたって手がけています。デザインで第一に考えていることは、幅広い方々に愛されるようなデザインにすること。なぜなら、お客さまはもちろん、店頭に立つ方にも喜んでいただきたいからです。DMを送付する封筒も、その月のカバーデザインに合わせて変えているのですが、お店さまやお客さまへの季節のお便りのようなものになっていれば嬉しいですね。

DMと送付用の封筒(2013年12月分)DMと送付用の封筒(2013年12月分)

12カ月分のカラーイメージ資料12カ月分のカラーイメージ資料

季節を彩り、細部までこだわりを追求したデザイン

2013年度版のデザインを作るにあたって、まず12カ月分の表紙カラーを決めることから始めました。季節ごとの空気感や、やわらかさなど、誰もが共通して思い浮かべるイメージを取り入れながらも、個性を出した彩色を心がけています。例えば8月は真夏の夜をイメージした濃紺、12月はクリスマスのキラキラした装飾が映える黒など、一般的な印象とは少し異なりながらも、きちんとその季節のイメージを感じられるような色合いを選んでいます。

表現手法に関しては、2013年度版では、水彩絵の具で描いたテクスチャを取り入れ、デジタルとアナログを絶妙に融合させています。貝殻や毛糸玉などモチーフの細かい質感にも相当こだわりました。2012年度版では、一度描いたイラストをトレース台に乗せて後ろから光を当て、それを写真に撮っています。こうすることで、デジタル加工のボカシとはまったく違った印象になるのです。

刺激を受け、自由なクリエイティビティーを発揮できる場所

この仕事の面白いところは、普段の広告の仕事とは違った自分らしさを発揮できること。私の前に担当していたのはパッケージデザイナーだったのですが、刺繍のアートワークを使ったデザインを制作していました。広告の仕事には、さまざまな条件をくみ取って課題を解決していく広い視野が必要ですが、この仕事では一点集中してこだわりを追求することができます。

もともと、私がこの仕事を担当することになったきっかけは、社内のコンペティションでした。これ以外にもウインドーディスプレーやカレンダーなど、クリエイターにとって自由度の高い仕事は、社内コンペが開催されることが多いです。コンペに出すだけでも評価の対象になったりと、個人がもともと持っている個性を活かしやすい環境が用意されていると感じています。社内のクリエイターから刺激をもらえるいい機会ですし、自分らしいクリエイティビティーを周りの人に理解してもらうことは、今後広告の仕事をしていくときにも役に立つと思います。このDMの任期を終えても、また何かにチャレンジしたいなと思っています。(竹田美織)

2013年4月DM ラフスケッチ2013年4月DM ラフスケッチ

竹田 美織
Profile
竹田 美織(たけだ みおり)Art Director
1986年生まれ、神奈川県出身。
2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。
デザイン事務所勤務を経て、2011年資生堂入社。
Credit
CD
竹内 祥記
AD
竹田 美織
C
宮澤 ゆきの・橋口 明日香
P
田辺 靖男・神林 弥生

クレジット表記について
  • CD: クリエイティブディレクター
  • AD: アートディレクター
  • D: デザイナー
  • Copy D: コピーディレクター
  • C: コピーライター
  • P: プロデューサー
  • PH: フォトグラファー
  • PL: プランナー
  • ST: ストラテジスト

クレジットは資生堂 宣伝・デザイン部のスタッフのみの掲載としております。

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