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Space Design資生堂銀座ビル ウインドーディスプレー『美と、あそびま書。』

資生堂銀座ビル ウインドーディスプレー『美と、あそびま書。』資生堂銀座ビル ウインドーディスプレー『美と、あそびま書。』
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空間を彩る文字のカタチ

資生堂には「資生堂書体」と呼ばれる、商品や広告などを彩る独自の書体があります。資生堂意匠部(現在の宣伝・デザイン部)が1916年に設立されて以来、歴代のデザイナーたちによって描かれ、磨かれ続けてきました。この書体の独自性と美しさを『美と、あそびま書。』というテーマのもと、新春の季節に合わせた、椿の句であらわす展示をしました。

文字を立体的に立ち上げることでウインドーとしての面白さにこだわり、またこの書体が持つひらがなとカタカナのフォルムの特徴を、対比して感じてもらえるようデザインしています。椿形の赤い色を文字の中に散らし、椿をかたどったおもりを配すことで、白黒の文字の世界に、句の中にある『つらつら椿』の華やかさを加えました。

ちなみにこの句は『万葉集』にも収められている新年の句歌です。ひらがなとカタカナだけを使って、「川の上(へ)の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢(こせ)の春野は」という一節をディスプレーしています。 またウインドーのみならず、ビルの2階壁面には雑誌『花椿』に使用された資生堂書体をダイナミックに展示し、ビル全体を一貫したコンセプトで演出しました。宣伝・デザイン部のデザイナーが2013年に描いた資生堂書体を用いています。

銀座の街を歩く方に、資生堂書体の美しさを新たな春の訪れとともに感じていただければ嬉しいです。(村田一平)

Credit
CD
信藤 洋二
AD / D
村田 一平
書体
小林 豊
C
永岩 亮平
P
鈴木 久美子

クレジット表記について
  • CD: クリエイティブディレクター
  • AD: アートディレクター
  • D: デザイナー
  • Copy D: コピーディレクター
  • C: コピーライター
  • P: プロデューサー
  • PH: フォトグラファー
  • PL: プランナー
  • ST: ストラテジスト

クレジットは資生堂 宣伝・デザイン部のスタッフのみの掲載としております。

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