気になる身体のにおい、タイプ別対策法

気になる身体のにおい、タイプ別対策法

自分も、周りも気になる身体のにおい。ひとことで体臭といってもいくつかの種類があります。わきがや、足のにおい、加齢臭の原因やお手入れのポイントについて、資生堂の研究員が解説します。

体臭・わきがが気になるときは?

原因

主に思春期になって分泌され、わきの下などにあるアポクリン腺から出る汗が原因。この汗は、黄色く粘り気があり、汗の中に細胞の一部が混ざって複雑な成分となります。水分が少なく、脂肪、タンパク質や鉄分などを多く含んでいるため、細菌に分解されると特有のにおいを発します。さらにわきには体温を一定に保つための汗を出すエクリン腺も混在しているため、その湿気によってより細菌が繁殖しやすい状態です。

シャットアウト対策

まずは、朝晩のシャワーや入浴でデオドランド効果のある洗浄料を使い、身体を清潔に保つこと。服を着る前にボディー用パウダーをつけたり、わきの下に制汗・防臭スプレーやローションをつけましょう。時間が経って、汗をかいた場合は、一度ウェットティッシュなどでふきとってからつけ直してください。

また、むだ毛があると汗や細菌がたまりやすく、においを発散させるので、こまめに処理することも大切です。

足のにおいが気になるときは?

原因

足のうらには、水分をだす汗腺エクリン腺が多く分布。靴や靴下によって蒸発を妨げられた汗が、微生物などの栄養源となって分解され、変質してにおいを発します。

シャットアウト対策

足の指は、1本1本広げるようにして洗いましょう。靴下をはく前に、足専用の制汗・防臭スプレーをつけ、よく乾いてから靴下や靴をはくのも効果的です。

加齢臭が気になるときは?

原因

体臭は年齢とともに変化し、男女ともに40歳を過ぎたころから、若い人の体臭にはほとんど含まれていない体臭成分<ノネナール>が増加します。この成分は、「青臭いにおい」と「脂臭いにおい」を併せもった物質で、量が多くなると体臭を変化させ、中高年特有のにおい<加齢臭>として感じられるようになります。

加齢臭は、皮脂を構成している成分の年齢にともなう変化と、皮脂そのものが酸化されやすい状態になることが原因で、胸や背中、頭部などから発生します。

シャットアウト対策

朝晩のシャワーや入浴で、身体を清潔に保ち、におい発生の原因となる劣化した皮脂を洗い流しましょう。加齢臭に対応したボディーシャンプー、石けん、シャンプー、リンスを使用すると効果的です。入浴後は、加齢臭に対応したボディーミスト、ボディーミルク、ボディーパウダーをつけ、こまめにケアします。また、香りを上手に使うこともおすすめです。さらに、においの原因物質は衣服に保留されるので、衣服もこまめにクリーニングしましょう。

こまめなケアが、においの発生を防ぐ

身体のにおいといっても、原因はさまざまですね。ただ、においの元となる汗や、皮脂などを放置せず清潔に保つことがいちばんのケア。また、さまざまな制汗、防臭アイテムがあるので、あわせて使えばより心地よく過ごせますよ。

こまめなケアが、においの発生を防ぐ イメージ

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