香りのマナーとタブー、失敗しない香水のつけ方は?

香りのマナーとタブー、失敗しない香水のつけ方は?

服装にTPOがあるように、香りにもその場にふさわしいつけ方があります。大事なシーンで失敗しないために知っておきたい香りのマナー、つけ方のコツとは?資生堂の研究員が解説します。

知っておこう、香りのマナーとタブー

香りにふさわしくない場所や、つけ方に細心の注意を払わなければならない状況をおさえておきましょう。

お見舞い・哀しみの席

入院している人や病気中の人へのお見舞いは、持参の花を含めて、香りは最小限にとどめること。病室は密閉された空間であるうえ、病にある人は、匂いにより敏感になっています。また、お通夜や告別式に華やかな香り、強い香りはふさわしくありません。

レストラン・お茶会

とくに日本食をいただくときやお茶会の席での香りは、心配りが必要です。香りと味を楽しむ料理は、素材の香りを損なわないように、さりげなくつける程度にとどめておき、食後の化粧直しのときに、次のお酒の席に合った香りをつけるようにします。

オフィス

濃度の高い香水はほんのポイント使いにとどめ、オードパルファムかオーデコロンをおすすめします。香りのタイプはフローラル系のやわらかい香りかグリーン系、シトラス系のさわやかな香りがふさわしいでしょう。

失敗しないためのつけ方のコツ

失敗のほとんどはつけすぎです。周囲には“香害”になっていることも。香りの楽しさを損なわないためにも、このようなことに注意しましょう。

香りの量

香りは少し足りないかなと思うくらいが適量。香りを感じなくなったら少しつけ足すようにします。親しい人に確かめてもらうと無難です。

TPOにあわせて

外出するときは、出かける30分前くらいにつけて、香りをなじませておきます。パーティーや食事には、やさしい香りやほのかな香り立ちのフレグランスをひざの裏やドレスの裾に、香りをしのばせるようにつけましょう。顔のまわりや胸もとにつけつと、香りが邪魔をして食事の味が変わってしまいます。香りは下から上へ立ちのぼるので、下半身につけると身体全体が効率よく香ります。

つけてはいけないゾーン

わきの下は汗をかきやすく、特有の匂いをもつことがあるので、直接つけるのは避け、デオドランド製品などを使うことをおすすめします。両耳と胸の中心を結ぶ三角形の間につけるのもタブー。直接鼻を刺激するうえ、のどのまわりの皮ふは敏感だからです。

香りは周りの人のことも考えて楽しみましょう。

香りは自分だけでなく、周りの人の気分も左右する働きがあるもの。ひとりよがりにならないつけ方がマナーです。香水だけでなく、衣料用の柔軟剤などで香りの強いものもあります。香らせすぎには注意したいものですね。

香りは周りの人のことも考えて楽しみましょう。 イメージ

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