※ 本ページの掲載内容は2011年8月時点のものです。

資生堂初、サトウキビ由来 ポリエチレン容器が誕生しました。

私たち資生堂は、プラスチック使用量を順次減らし、さらに石油由来から植物由来プラスチックへ切り替えていくにあたり、国内プラスチック使用量の50%以上を、2020年度までに植物由来に置き換えていくことをめざしています。その第一弾としてリニューアルされるのが、容器にサトウキビ由来ポリエチレンを採用したヘアケアブランド、スーパーマイルドです。

レギュラーサイズとジャンボサイズのボトルやレフィルのパウチパックなど、従来のスーパーマイルドの容器は、資生堂の商品のなかで最も多く石油由来ポリエチレンが使われていたブランドのひとつでした。しかし今回の取り組みにより、サトウキビからつくられる植物由来ポリエチレンに切り替えられる量は年間約75トンとなり、CO2削減量に関しては約235トンとなる見込み(当社試算)です。これはたとえば、1年間に杉の木1本が吸収するCO2の量は約14kgと言われていますから、16,000本強の杉の木が1年間で吸収するCO2量と同等分を削減できる計算です。

そうは言っても、植物由来ポリエチレンの採用に至るまでには乗り越えるべき課題が山積していました。石油由来と同じクオリティーを保つことはもちろん容易ではなく、植物由来だからこそ起きた容器の色味変化などさまざまな問題、また価格面における関係部署との数多くの折衝などを、ひとつひとつを着実にクリアしていきました。

人にも環境にもやさしい モノづくりを、これからも。

数ある植物のなかでもサトウキビに注目した大きな理由。それは、廃糖蜜でした。サトウキビを精製した後に残る廃糖蜜を発酵させてつくるエタノール(ポリエチレンの原料)を活用しているので、食料(砂糖)との競合が発生しにくく、より環境に配慮したプラスチックとなっています。そのため、このスーパーマイルドというブランドは、「人にだけでなく地球にもやさしい」というコンセプトを積極的に打ち出していこうと考えています。

このように環境を意識した商品ですので、ボトル部(ジャンボサイズ)の約96%が植物由来プラスチックであるということを、容器の表裏面で大きく表示しています。
これは、資生堂が推進する環境活動「資生堂アースケアプロジェクト」のシンボルマークを載せることで、植物由来プラスチックを採用している商品であることをより多くのお客さまに知っていただくためでもあり、2009年に環境省よりエコ・ファースト企業として認定された企業としての先進的な環境への取り組みを理解していただくためでもあります。これからの時代は、地球温暖化に対する関心が世界的により一層高まります。使うエネルギーをできるだけ抑えて暮らすという風潮もあるため、企業としての環境負荷低減目標の達成や環境そのものに配慮したモノづくりは、企業としてはもとより、社員一人ひとりが未来へ向けて使命感をもって取り組んでいかなければならないと思います。

現在、当社が発売している商品のなかにも環境対応という側面から見ると、改善できる余地はまだまだあります。
ですから、スーパーマイルド以外の商品に関しても、さらに新しいアプローチを次々としていきたいと考えています。

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