資生堂アースケアプロジェクト 美しく生きるためのエコロジー

シャンプーの低エネルギー製造

※本ページの掲載内容は、2014年活動時点のものです。

スーパーマイルドシャンプーの製造で、環境対応を実現。

近年では品質向上や低コスト化だけでなく、環境対応も工場の大きな課題となっています。資生堂久喜工場は、早くから製造工程におけるCO2の削減に取り組み、2009年には「コールドプロセス」と呼ばれるシャンプーの低エネルギー製造法を独自に開発し、実用化に成功していました。
しかしこの製法で用いられる「液状パール化剤」はコストが高く、さまざまな製品への幅広い展開が難しいという課題を残していました。そこでさらなる研究を重ねた結果、2014年に「液状パール化剤」を使用しない「新・低エネルギー製法」を開発。主力商品の一つであるスーパーマイルドシャンプーの製造に応用し、年間約29トンのCO2排出量削減を実現しました。
2011年9月のリニューアルからサトウキビ由来の容器を使用し「地球にも髪にもやさしい」ことを訴求していたスーパーマイルドシャンプーですが、この新製法を採用したことにより、製品だけでなく製造方法まで環境へ配慮した商品になりました。

先輩からのバトンを受け継いで。

私が入社した2009年には、すでに久喜工場内でシャンプーの低エネルギー製造のプロジェクトが進行していました。2010年に対外発表されてからも、より幅広い製品に展開するためのプロジェクトは続いていたのですが、他製品への展開の面で一つの壁に突き当たっていました。
そんな中、私は少しプロジェクトから離れる形で、別な方向での研究を進めることにしました。成功例である「液状パール化剤を使用する」という前提を一度捨てて、発想を変えてみようと思ったのです。
製造工程をビーカーで再現する試験を繰り返した後、最終的には実際の製造ラインを使用した実験を行うことになります。製造ライン上での試作に失敗したこともありましたが、幸いにも久喜工場にはそうした新しいチャレンジを認めてくれる風土がありました。
「スーパーマイルドシャンプー」というブランドを低エネルギー製造することは、私自身だけでなく先輩方の目標でもありました。その意思を引き継ぎ実現させることができたのは、先輩方の残した試行錯誤の積み重ねがあったからだと思っています。

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