No.071 営業車両に電気自動車を導入

※ 本ページの掲載内容は2011年3月時点のものです。

今日も街を走る、ブルーと白の電気自動車。運ぶのは、美しさです。

資生堂販売株式会社が保有する営業車は、約1,500台。社員は、自分の担当するお店からお店へと車を走らせますから、一般家庭の車でいうと年間で約3,600台分のガソリンを消費していることになります。CO2の排出量は、年間で約4,000トン。これだけのCO2を吸収するためには、東京ドーム約130個分の面積に杉の木を植えなくてはなりません。*
「美しく生きたい」という人々の願いとともに、「美しく生きたい」という地球の願いに応えていくことも、資生堂の使命と捉えています。しかし、お客さまやお取引先さまの声に迅速に応えるという使命をもつ営業活動の第一線にとって、営業車の走行距離を減らすことは現実的な解決策とはいえません。また、エコドライブを心がけることでのCO2排出量の削減効果は10%~20%ほどで、限界があります。走行時にCO2を全く排出しない電気自動車に環境対応の答えを求めることは、自然な流れであると言えるでしょう。
世の中にまだ充分に普及していない電気自動車を導入することは、走行途中の充電施設が少ないなど不安がありました。しかし、環境のために業界の先陣を切って始めてみようという想いから2011年、首都圏の営業拠点6カ所に「日産 リーフ」10台を導入しました。
「営業中に電気が足りなくなったらどうしよう…」と心配していた社員も、今では毎日この車を乗りこなしています。ナビゲーションシステムで、残りの走行可能距離や充電できる場所もわかりますし、エンジン音の聞こえない、静かな車内はたいへん快適だそうです。信号待ちのときには、車体に描かれた資生堂アースケアプロジェクトのシンボルマークに注目されることもあるようです。

化粧品会社では初めての導入。電気自動車をきっかけに広げたい環境の知恵の輪。

電気自動車は、CO2を効率よく削減することができますが、今後、導入台数を増やしていくためには、いくつかの課題があります。1回の充電での走行可能距離が増えること、急速充電場所が増えること、たくさんの荷物を積むことができる車種が生まれること。このようなインフラの整備状況を考慮しながら、引き続き電気自動車の導入を検討します。また、この活動をきっかけに、お客さまやお得意先さまとともに環境の知恵の輪を広げていけるよう、積極的に取り組んでいきたいです。

*杉のCO2換算とは、平均して杉の木が1年で約14kgのCO2を吸収するとして計算したものです。また、杉は50年杉で高さが約20~30mのものを、1haに約500本植えることを想定しています。

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