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Water Falls 落ちる水

「Water Falls-落ちる水-」は十文字が撮影した名瀑の写真と、会場全体に響き渡る瀑音、そして雨の模様を撮影した動画とで構成する、映像と音のインスタレーション展です。

6m近い資生堂ギャラリーの天井高を活かし、展示室の四方の壁に一点ずつ、天井間際まで滝の写真を展示します。予定では「華厳の滝」(栃木)、「称名の滝」(富山)、「鵜の子の滝」(熊本)、「震動の滝」(大分)の4点。いずれも一枚の写真を引き伸ばしたものではなく、別個に撮影した部分部分を複数組み合わせた組作品となっています。この前に立つと、最初は滝の威容に圧倒されますが、次第にまるで抽象画のような個々の部分に目が移っていきます。超高速度シャッターで切り取られた滝の部分部分は、肉眼では捉えきれない水のエネルギーを湛えています。このように、本作品はこれまで撮られてきた多くの「滝のある美しい風景」写真ではなく、「落ちる水」の様態を写しとったものなのです。

さらに展示会場では、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメントの協力により収録された四つの滝の音が響き渡ります。ひとつの壁面から響いてきた瀑音が次第に会場全体を満たし、あるとき唐突に終わり、しばしの静寂のあとまた違う方向から別の滝の音が響いてくる・・・。高性能の音響システムを駆使し、このような臨場感溢れる音場をつくりだします。鑑賞者は溢れかえる瀑音と静寂の狭間で、「落ちる水」の様態を鑑賞することができます。

展示会場に向かう階段踊り場には15台の液晶モニターが備えられ、自転車のサドルや女性の素足、あるいはデッキチェアなど、いろいろなものに雨(水)が激しく降り注ぐ様子を、ハイ・スピードで再現した映像が流れます。これらのリリカルな映像も、水そのものを映した作品となっています。


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