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椿会展2005 資生堂ギャラリーでは、第5次椿会による「椿会展2005」を開催します。

資生堂のシンボルマークである「花椿」にちなんで「椿会」と名づけられた資生堂主催のグループ展がスタートしたのは1947年。戦争で中断していた資生堂ギャラリーの活動を再開するにあたり、再開記念展として企画されました。以来、時代とともにメンバーを入れ替えながら、半世紀以上にわたって継続し、今日へと至っています。
2001年に資生堂ギャラリーのリニューアルにあわせスタートした現在の「椿会展」(第五次)も、今回で最終回を迎えます。

椿会メンバーの変遷

members

児玉靖枝、世良京子、辰野登恵子、堂本右美、三輪美津子、
山本直彰、青木野枝、イワタルリ、鷲見和紀郎

5年の歳月が流れるあいだに、作家の作風にも変化が見られました。青木は石鹸やブロンズなどの鉄以外の素材に取り組んで見せ、イワタは複数の作品で場を形成するインスタレーション的な表現を試みました。草花や金魚などの具象的イメージを描き始めた児玉はよりいっそう空間との関わりを深め、薄い面で構成する彫刻をつくり続けていた鷲見は一転して豊かな量感をたたえた作品を手掛けるようになりました。世良は複数の異なるイメージを十文字に構成してみせる組作品に取り組み始め、辰野は陰影の強いイリュージョナルな形態からシンプルで平面的な形態へと移行し、堂本は「9.11」以降、極めて精神性の高い静謐な画風へと転じています。少しずつ視点をずらして描いた同じモチーフの連作で見るものの視線のブレを誘発する三輪、そして山本は「たらしこみ」の技法を用いたモノクロームの世界を描き出すようになりました。
それぞれが、それぞれの問題意識を持ちつつ新作の発表を続けてきた「椿会展」。最終回の今回は、5年間の集大成ともいうべき力作がならびます。


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