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椿会展2007

「椿会」発足から60周年を迎える今年、第六次椿会が活動を開始します。

「椿会」は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を1947年再開するにあたり誕生したグループ展です。資生堂のシンボルマークである花椿にちなんで「椿会」と名づけられ、以来、時代と共にメンバー編成を変えながら、一昨年に終了した第五次椿会まで、資生堂ギャラリーを代表する展覧会として半世紀以上にわたって継続してきました。

そして、「椿会」誕生から60周年を迎える今年(2007年)からは、新たに結成された以下のメンバーによる第六次椿会が活動を開始します。
伊庭靖子(いばやすこ)、塩田千春(しおたちはる)、祐成政徳(すけなりまさのり)、
袴田京太朗(はかまたきょうたろう)、丸山直文(まるやまなおふみ)、やなぎみわ

第六次椿会は、「椿会」の歴史の中で最も若い30代、40代のアーティストで編成されました。現在の美術界で注目を集め、なお次代の表現をうみだす可能性を感じさせる6名です。
第六次椿会の活動期間は、2007年から2009年までの3年間。毎年メンバー全員が発表するのではなく、各年6名中4名が出品。毎年顔ぶれを少しずつ変えることで、常に緊張感と新鮮味あふれる、グループショーをめざします。

椿会メンバーの変遷

  • 袴田京太朗 Wanderer
  • 51×16×12cm アクリル板 2005
  • 撮影:山本糾 個人蔵
  • 伊庭靖子 untitled
  • 75×90cm 油彩 キャンバス 2006
  • 撮影:山田隆子

さらに、第六次椿会では、毎年出品作家の話し合いの中で、テーマも含めて展覧会をつくりあげていく、ということを試みます。 すでに、3年間を通してのコンセプトとして「Trans-Figurative」が話し合いの中からうまれています。「Figure(形象)」を「Trans(超える)」というこのコンセプトは、第六次椿会メンバーの仕事を象徴するとともに、これまでの椿会のイメージを超える、そして、各アーティストも現在の自己の世界を超える、という想いを含んでいます。
テーマの下にアーティストが集められるのではなく、「椿会」という場に出会ったアーティスト達自らが、テーマも含め展覧会を構築していく。第六次椿会のこの試みは、グループショーの新たなかたちを模索します。

初回となる本年は
伊庭靖子、祐成政徳、袴田京太朗、やなぎみわ
の4名が出品します。
写真的な視覚を介在させることにより、きわめてリアルな質感と独特の空気感で果物や寝具といった日常的なモチーフを油彩で描き出す、伊庭靖子。
建築空間と密接に関わる立体作品を制作している、祐成政徳。
「かたちにならないはずの場所にかたちをつくること」を自らの彫刻の定義とし、制作している、袴田京太朗。
写真やコンピュータグラフィックス、映像などを駆使しながら女性をモチーフとした作品を制作している、やなぎみわ。
4名のアーティストが互いに話し合いを重ねながら展示のプランを練っていきました。
それぞれの世界がどのようにつながっていくのか。「椿会」でなくては見ることのできないアーティストたちのコンビネーションをお楽しみください。

  • 祐成政徳 Run from the Ordinary #2
  • 330×770×420cm ステンレス 2004
  • 撮影:山本糾
  • やなぎみわ My Grandmothers: SHIZUKA
  • 140×100cm ライトジェットプリント 2004

■「椿会展2007 ―Trans-Figurative―」 開催概要

会期: 2007年4月10日(火) - 6月10日(日)
会場: 資生堂ギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel:03-3572-3901 Fax:03-3572-3951
平日 11:00〜19:00 日曜・祝日 11:00〜18:00 毎週月曜休
入場無料

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