過去の展覧会

第3回 シセイドウ アートエッグ新進アーティストの支援という資生堂メセナ活動の原点に立ち戻り、広くギャラリーの門戸を開放する公募展shiseido art egg(シセイドウ アートエッグ)。

本年は全国各地より321件の応募をいただきました。3回目となる今回は、資生堂ギャラリーの空間を意欲的に読み解いた魅力的なプランを提出する応募者が目立ち、今までになく難しい審査となりました。 その中で、審査員に「是非実現させてみたい」と思わせるプランを提出し、またそれを実現できる実力を備えた宮永愛子、佐々木加奈子、小野耕石の3名が入選となりました(詳細はこちら)。

資生堂ギャラリーでは、下記の日程で入選者3人の個展を開催します。
新しい時代を切り開く3人のアーティストがつくり出す世界を、ぜひご観賞ください。

宮永愛子展 2009年1月 9日(金) 〜 2月 1日(日)

  • 凪の届く朝(部分)2008
  • 水槽、ナフタリン、玩具

宮永愛子は、衣服や靴などの日用品をナフタリンでかたどり、次第に昇華し形を失っていく様子を見せる作品や、糸に川や海から抽出した塩の結晶を育てた作品など、時間の経過をイメージさせながら、儚くうつろうかたちを持つがゆえに、鑑賞者の記憶へと深く刻み込まれていく作品を制作しています。
本展では、かつて銀座周辺に50以上も存在していたといわれる井戸と湧水に着目したインスタレーション作品を発表します。地下にあるギャラリー会場内に、いくつもの水脈をつくり出し、そこに小さな島々を浮かべ、それらを「地上に向かって放つ」ことにより、銀座の持つ歴史と記憶を呼び起こします。

宮永愛子

1976
京都生まれ
2004
東京藝術大学大学院

佐々木加奈子展 2009年2月 6日(金) 〜 3月 1日(日)

  • Okinawa Ark 2008 
  • 映像

佐々木加奈子は、作家自身が被写体となり、鑑賞者にそれぞれの物語を想像させるセルフポートレイトのシリーズや、歴史的な出来事(事件)があった場所に身を置き、史実を自身のリアリティーとして表現した歴史のプロジェクトなど、土地の記憶、人の記憶、歴史等を作家自身が「体験」「体感」することで、写真や映像作品を制作しているアーティストです。
本展では、ボリビアにある沖縄村をモチーフにした映像とインスタレーション作品を展示します。戦争、移民等の歴史的な事実が、佐々木の視点を通して、かけ離れた過去の出来事ではなく「いま」の私たちの身近な物語として資生堂ギャラリーに広がります。

佐々木加奈子

1976
宮城生まれ
2004
スクール・オブ・ビジュアルアーツ(NY)大学院
写真映像科修了

小野耕石展 2009年3月 6日(金) 〜 3月29日(日)

  • 古き頃、月は水面の色を変えた(部分) 2008
  • スクリーンプリント

小野耕石は、スクリーンプリントの版技法を用い、規則正しく整列した小さなドットに、何色ものインクを100回以上刷り重ねていくことで、石筍状に積み重ねられたインクの層をつくり出し、鑑賞者の見る位置によってオプティカルに変化する作品を制作しています。
本展では、月に照らされた静謐な「湖」をイメージした作品を発表します。インクという「素材」そのものの可能性を超える表現を目指す小野の作品が、絶えず表情を変える色相のさざ波となってギャラリー一面に広がります。

小野耕石

1979
岡山生まれ
2006
東京藝術大学大学院
美術研究科絵画専攻版画科修了

■shiseido art egg 賞

石内都(写真家)、鷲見和紀郎(彫刻家)、
茂木健一郎(脳科学者/ソニーコンピュータサイエンス研究所・シニアリサーチャー)の
3人の審査員により、この3つの展覧会からshiseido art egg 賞が選出されます。(結果はこちら

■「第3回 shiseido art egg」展開催概要

会期:
宮永愛子展 2009年1月9日(金) 2月 1日(日) (21日間)
佐々木加奈子展 2009年2月6日(金) 3月 1日(日) (21日間)
小野耕石展 2009年3月6日(金) 3月29日(日) (21日間)
平日 11:00-19:00
日・祝 11:00-18:00
毎週月曜休 入場無料
会場: 資生堂ギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel 03-3572-3901  Fax 03-3572-3951

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