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株主のみなさまへのご案内

株主さまミーティング(名古屋)

個人株主のみなさまとのより良いコミュニケーションの確立を目指した取り組みとして、株主のみなさまのご意見を伺うイベント「株主さまミーティング」を開催しています。その第2回を2012年9月7日(金)に名古屋で開催いたしました。
ミーティングの中で資生堂がご案内した情報や、その後のディスカッションの様子をご案内いたします。

概要

  • 日時:2012年9月7日(金) 14時~16時30分

  • 会場:名古屋マリオットアソシアホテル

  • ご参加者:中部地方に在住の株主さま19名

  • 会社出席者:

西村 義典 取締役執行役員

西村 義典
取締役執行役員

最高財務責任者
財務、IR、情報企画担当
内部統制担当

宮川 勝 執行役員常務

宮川 勝
執行役員常務

国内化粧品事業
マーケティング領域、
ヘルスケア事業、
国内ノン資生堂事業担当

当日のプログラム

  • プレゼンテーション
  • Q&Aセッション
    • 資生堂の今後の成長に向けた取り組みについて
    • 資生堂の株主さまコミュニケーションについて
    • その他

Q&Aセッションで出された主なご意見

ご出席の株主さまとは非常に活発な質疑応答が行われ、貴重なご意見も多数頂戴いたしました。ミーティングのために複数の資生堂コーナーを訪問したり、新聞や雑誌、テレビ番組等で情報を収集するなど入念な準備をして臨まれた株主さまも多勢いらっしゃいました。
いただきましたご意見は、関係部署とも情報共有し、今後の検討の参考とさせていただいております。

Q&Aセッションで出された主なご意見01
Q&Aセッションで出された主なご意見02

「やはり日本国内での成長性を回復して欲しい。」

  • リピーターのお客さまを増やすことが非常に重要。(女性)
  • デパートや専門店など、資生堂化粧品を取扱っているお店をいくつか回ってみたが、「私」特有のニーズや個性を引き出してくれるようなカウンセリングや提案が受けられなかったのが残念だった。どのお店もカウンセリングのレベルは高いので、もっと「個」に着目したカウンセリングサービスを提供してくれれば更に良くなるのに、と思った。もったいない。(女性)
  • お客さまや市場の変化により、中価格帯の化粧品があまり売れなくなってきているとのことだが、これに対してはどのように対応していくのか?(男性)
  • 若い世代への対応という観点から、Zaなどの低価格帯ブランドに力を入れるのは良いと思う。一方で、従来からの資生堂の高級なイメージとのバランスも考えないと、資生堂らしさが失われるのではないか。(女性)
  • これからは医薬品分野に期待できるのではないかと考えている。化粧品とも関連する「皮膚に関する医薬品」というジャンルが伸びるのではないかと思うが、資生堂は進出しないのか?(男性)

リピーターのお客さまを増やすことや、そのために個々のお客さまに合わせたカウンセリングが必要であるという点は、資生堂の国内化粧品事業の再生のために必要不可欠な要素であると考えています。
さらに、「新製品の厳選投入とロングセラー化」を一段と強化し、厳選された競争力の高い新製品を市場に送り出すとともに、現行主力品の継続的な育成にも取り組みます。

現在は、高価格帯と低価格帯への二極化という化粧品市場の変化により、中価格帯の売上が縮んでいる状況にありますが、こうした取り組みにより、エリクシールやマキアージュ等の中価格帯のブランドからもヒット商品が出るようになってきました。これに加え、商品の価値をきちんとお客さまにお伝えする活動を徹底することや、4月からスタートしたWebマーケティングを更にすすめていくことで、売上の拡大を図ります。

また、資生堂には、日本、フランス、アメリカ、中国、タイの5カ国に計10カ所の研究拠点があり、高い研究開発力を有しています。この研究開発力を生かし、肌トラブルに塗って効く医薬品「IHADA(別ウィンドウが開きます。)」など、皮膚に関する医薬品を開発・発売しています。

「もっとグローバルに成長する資生堂の姿を見たい。」

  • 最近ではインドで富裕層が出てきていると聞く。これからは、インドも含め「アジア」が鍵になると思う。(女性)
  • 資生堂の中国に関する見通しが掲載されている記事を読んだが、その内容が甘かったように感じる。中国の経済成長はここのところ鈍ってきていると聞くが、その記事には「奥地に需要があること」などを挙げてまだ成長が見込めるというコメントが記載されていた。中国市場は、欧米のメーカーの他に韓国のメーカーなども有力なライバルとなっていることもあり、そんなに甘くはないと思う。その点のリスクはどうとらえているのか?(女性)

資生堂は、日本を含めて世界89の国と地域でグローバルブランド「SHISEIDO」を販売しています(2012年9月現在)。20年前には6%程度だった海外売上比率は、今では44%を占めるまでになっています。海外の売上のうち、米州が13%、欧州が12%、アジア・オセアニアが19%を占めており、中でも、成長著しい「アジア」の牽引により、海外売上は年々拡大しています。

資生堂のグローバル展開01
資生堂のグローバル展開02

中国の化粧品市場は、現在約1兆7,000億円と見られており、化粧人口(都市部に居住する、20歳以上の女性で年収3万元以上の人口)は、2010年の時点で日本の化粧人口を上回る約1億人と当社では推計しています。化粧品の市場規模は、中国のGDPに呼応し、その成長性が減速しています。しかしながら、所得水準の高まりや内陸部の都市化の広がりもあり、化粧人口が2020年には3.5億人(当社推計)へ増加すると予想しているため、今後の市場規模の成長余地は、依然大きいと考えています。
また、中国に限らず各国・地域での事業展開は、現地に関するリスクを十分に把握し、現地の人々の信頼を得ることを第一義に進めています。

中国の化粧人口の推移(当社推計)

「株価上昇対策を!」「今後の配当の動きが気になる」

  • 資生堂は、ブランドなどはしっかりしているのに、何故最近は株価が下がったままなのか?(複数)
  • 株価対策として自社株買いなどのパフォーマンスを実施することを検討しても良いのでは?(複数)
  • 安定配当は株主としては嬉しいが、1株あたり利益が30円台の状況で50円の配当を出しているのは大丈夫なのか?(男性)
  • 2008年度と2011年度を比較すると、売上は下がっているのに社員数は増えている。また、長期債務が増えているという点も気になる。早々に構造改革に着手しないと、株価が更に下がるということもありうるのではないか?(男性)

資生堂の株価は、昨年の東日本大震災以降1,500円台を割り込み、株式市場の下落と並行して低調に推移しています。また、その後も1,200円~1,100円台で推移しており、皆さまには大変ご心配をおかけしております。

資生堂では、株主のみなさまへの直接的な利益還元に、中長期的な株価上昇をプラスした「株式トータルリターンの実現」をめざしています。この考え方に基づき、成長のための戦略投資をドライバーとして利益の拡大と資本効率向上を図り、それらを中長期的な配当の増加と株価上昇につなげていくことを基本方針としています。利益還元の目標として、中期的に連結配当性向40%を目安とし、この目標をベースとしつつ、安定性も重視した現金配当を主体としながら、自己株式取得については機動的に行う方針としています。
2010年度、2011年度は成長のために積極的にマーケティングコストを強化しているため、連結配当性向が100%を超えています。当期純利益以上の額を配当としてお支払いしていますが、これは安定性を重視した利益還元方針によるものです。現在の株式市場からの評価を考えると、有効な株価対策は「計画の着実な実行による業績の向上」以外になく、これを伴わないパフォーマンスのみでは、株価の回復は難しいと感じています。

2008年度と2011年度を比較して社員数が増加しているのは、拡大している海外(主に成長している中国)における社員の増加が要因であり、国内の社員数はむしろ減少傾向にあります。また、長期債務については、2010年に米国の化粧品会社「ベアエッセンシャル」を買収した際にその資金を借入でまかなったために増加しているものです。
財務的に計画を立てて借入をしていますし、自己資本比率も40%以上と問題ない水準を維持しています。

現在の資生堂を取り囲む状況は刻々と変化しています。資生堂では、7月にその状況変化に対応するために構造改革に取り組むという大きな決断を下しました。この構造改革は、コスト構造改革と事業構造改革という二つの方向で取り組んでいます。
コスト構造改革の削減対象は、原材料費、間接材購買、生産、ロジスティクス、IT、人件費などで、各項目で数十億円規模の削減を目指します。
今すぐに取り組めるコスト削減から進め、2014年度から16年度までに、11年度比で200億円以上の削減を目指します。そして、これらを「利益の創出」と「成長投資」に振り向けます。役員・社員一丸となって取り組んでまいります。

全世界での取り組み:構造改革

「各地での株主とのコミュニケーションをもっと強化して欲しい」

  • 総会は東京でしか開催されないので、こういった集まりが名古屋で開催されたのはとても良かった。(複数)
  • このような集まりは、もっとたくさん開催して欲しい。多くの人々の率直な意見を聴いて欲しい。(複数)
  • 株主に対して半期ごと程度のペースで会社業績を説明する会を、各地で開催すると良いのではないか。(男性)

資生堂では、「すべての株主さまに公平にコミュニケーションすること」「正確な経営情報を積極的に、速やかに開示すること」「株主さまから寄せられたご意見を経営にフィードバックし、いかすこと」そして「株主さまへの説明責任を果たすこと」の4つを重視して株主さまコミュニケーションを行っています。また、この4つのポイントを実現するために、わかりやすいコミュニケーションを心がけています。

個人の方を対象とした取組みとしては、証券会社主催の「個人投資家説明会」を実施しています。
この説明会は、主に当社の株をお持ちでない方を対象としたものですが、当社が公表している書類や冊子、ウェブサイトのコンテンツだけでは伝わりづらい「経営トップの姿勢や意気込み」をお伝えすることを目的に、年に2回開催しています(2012年度は、東京と大阪で実施)。
また、ご出席いただけなかった方のために、当日の社長のプレゼンテーションや質疑応答の様子をウェブサイトで動画配信しています。

また、株主さまコミュニケーションの重要な柱である「フィードバック」を実現できる場として、株主さまミーティングを開催しています。
大阪、名古屋と回を重ねる中で、改善点なども出てきていますので、これらを踏まえ、今後も各地で株主さまミーティングを継続開催していきます。

個人投資家説明会
株主さまミーティング

「もっと親しみやすい株主優待制度にして欲しい」

  • 株主優待については、力を入れている企業も多く、優待を受けられる条件を緩和している会社もある。資生堂も、100株から優待を受けられるようにしてはどうか?(複数)
  • 例えば、資生堂パーラーなどのグループ会社のPRも兼ねて、グループ会社の商品を優待に採用するという手段もあるのではないか。また、ハンドクリームなど、もっと気軽に使えるものでも嬉しい。今は、少し優待の内容が高尚すぎるのではないか。(複数)
  • 優待の内容を株主が選べるような仕組みにすると、より魅力的ではないか。(男性)

株主さま優待制度は、日本独特の制度です。
資生堂に限らず、一般的に、優待はお持ちいただいている株数と完全には比例していませんので、この制度自体が株主平等の原則に反するのではないか、という考え方もあります。
一方で、多くの個人株主さまにとっては、優待制度は株式投資の大きな魅力であり、また資生堂にとっても商品や技術を知っていただく良い機会であると考えています。このことから、資生堂では優待制度を継続しており、2010年から2012年までは、商品開発力を知っていただくねらいで、オリジナルフレグランスを進呈してきました。
また、資生堂の株式を長期にわたって保有される株主さまへの感謝品と位置づけていることから、株主優待のご提供対象は、「毎年3月31日現在で1,000株以上を1年超保有されている株主さま」となっています。

このような制度設計としていることや、オリジナルフレグランスを採用していることに対しては、株主さまからお電話やメール、お手紙などでさまざまなご意見をいただいています。現在、みなさまからのご意見等を踏まえて、2013年以降の株主さま優待制度の検討を鋭意行っており、詳細が決まりましたらお知らせいたします。

株主さま優待制度01
株主さま優待制度02

その他

  • 病院でのメーキャップのボランティアを見たことがあり、「化粧の力」というものを実感した。お化粧には特別な力があると思うので、そういった面で社会貢献をしていくことができると思う。会社というのは、儲けることだけではなく、社会に貢献しながら「つぶれずに永続していく」ことが大事だと思う。(男性)

資生堂では創業以来、ハード・ソフトの両面から蓄積してきた美容に関する研究成果を活用し、一人ひとりのお客さまが望む美の実現をお手伝いし、心まで豊かになっていただくことをめざしてきました。特に、肌や心、からだに何らかの悩みを抱える方々に対して、独自の美容ソフトと商品の提供を通じてQOL(生活の質)の向上をサポートする活動「資生堂ライフクオリティー ビューティー活動」を積極的に進めています。
この活動では、「資生堂ライフクオリティー ビューティーセンター」を中心に、日本全国の化粧品専門店や医療機関のほか、中国、台湾などの海外で、あざや白斑、肌の凹凸などの悩みを持つ方々へのメーキャップを行う「資生堂ライフクオリティー メーキャップ」、国内外で高齢者福祉施設や障がい者施設などを訪問しスキンケアやメーキャップを行う「資生堂ライフクオリティー ビューティーセミナー」を行っています。

(詳しくは、資生堂ウェブサイトの「サステナビリティ」のページをご覧ください。)

  • 株主数が現在7万人程度とのことだが、これを増やそうと考えているのか?何万名まで増やしたい、といった目標はあるのか?(男性)

資生堂では、株主のみなさまとのコミュニケーションを大変重要なものと捉えてさまざまな活動を実施していますが、株主さまの人数の目標は立てていません。

  • 企業の人材育成について特集したテレビ番組で、資生堂が紹介されているのを見た。その中で、人事部長を外部から招聘していろいろな取り組みを行っているということが紹介されていた。何故人事部長を外部から招聘したのか?(男性)

資生堂では、社員レベルにおいても役員レベルにおいても「人材の多様性」を重視しています。その一環として、人事部長である大月執行役員ほか数名の執行役員や部門長に資生堂以外で経験を積んできた人材を登用しています。
多様な価値観を持った人材が多様な視点から会社に貢献することで、資生堂のさらなる成長が実現されると考えています。

  • 本日の結果のまとめ等、株主通信を通じて会社のコメントを出して欲しい。(女性)

株主さまミーティングの実施結果は、毎回資生堂ウェブサイトに掲載しています(前回の結果はこちら)。また、株主のみなさまにお届けしている事業報告書「株主・投資家のみなさまへ」にも今後掲載することにしました。

お問合せ先

  • 電話:03(6218)5418(平日9時~17時15分)

  • メール:irmail@to.shiseido.co.jp(24時間受付)

ご参考

この株主さまミーティングは、以下のとおりご出席希望の株主さまを募集いたしました。

  • 株主さまミーティング(名古屋)
  • 日時:2012年9月7日(金)14時~16時(開場13時30分)

  • 会場:名古屋マリオットアソシアホテル 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4

  • 募集:15名さま程度

  • 応募締切:2012年7月27日(金)(郵便:当日消印有効・eメール:当日受信有効)

ご応募の対象者は2012年3月31日現在100株以上の株式をお持ちの株主さまご本人のみとさせていただきます。

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