洗顔のこと

みんなー！顔ちゃんと洗ってる？

朝、おふとんから出て、顔を洗（あら）う。
すっきりして1日の始まり、って感じがするよね。
夜、ねる前にも顔を洗（あら）う。
1日のよごれを落として、「おやすみなさい！」
「めんどくさいよ」とか「洗（あら）わなくてもきれいだもん」なんていっている子はいないかな？

洗顔（せんがん）は、顔の肌（はだ）をすこやかに保（たも）つために欠かせないお手入れのひとつ。
毎日のことだからこそ、いまのうちに正しい洗顔（せんがん）のしかたを覚えてほしいんです。
難（むずか）しいことはありません。
ちょっと気をつけるだけで、大人になってからきっといいことがあるよ。
さあ、さっそく今日から正しい洗顔（せんがん）をはじめましょう。

おさらい。どうして顔を洗うんだろう？

「肌（はだ）のよごれを落とすため」、正解（せいかい）！
じゃあ、肌（はだ）のよごれってなんだろう？大きく分けると2種類です。

体から出るよごれ

汗（あせ）やあぶら分、古くなった皮（ひ）ふ（あか）など

外からくっついてくるよごれ

ちりやほこり、細菌（さいきん）など、空気中のよごれ

これらがそのままずっと顔の上にあると、きたないだけでなく、
肌（はだ）に刺激（しげき）をあたえたり、にきびの原因（げんいん）になったりと、困（こま）ったことがいろいろ起こります。
なので、よごれは毎日きちんと落としておくことが大切。

何を使って洗う？

水やぬるま湯だけで落ちるよごれもあるけれど、
全部をいっぺんにすっかり落とすには、泡（あわ）の立つ洗顔料（せんがんりょう）を使うのがおすすめ。
こすらずによごれを落とせるから、肌（はだ）にもおだやか。
代表的なものにはこんなタイプがあるよ。

正しい洗い方で洗ってみよう

フォームタイプの洗顔料（せんがんりょう）を使った洗（あら）い方を紹介（しょうかい）します。
よく読んだら、さあ、チャレンジ！

準備

• お水でもいいですが、ぬるま湯だともっといいです。
• 顔に髪（かみ）がかからないようピンやヘアバンドでとめます。
• 長袖（そで）を着ているときは、袖（そで）がぬれないようにまくって。

1. 手を洗う

手がよごれていたりあぶら分があったりすると、洗顔料（せんがんりょう）が泡（あわ）立ちにくくなります。まずは、手についたよごれをせっけんで落としましょう。

2. 顔をぬらす

ぬるま湯で顔をぬらします。

3. 手のひらにとる

ぬれた手のひらに、チューブから約1～2センチ取り、手のひら全体に広げます。手のひらを少しくぼませて、水（もしくはぬるま湯）を少し（ティースプーン1ぱいくらいの感じ）加えて泡（あわ）立てていきます。

4. 泡立てる

泡（あわ）が立ってきたら水、また泡（あわ）が立ったら水、と数回に分けて水を加えながら、空気を巻（ま）きこむような感じで、どんどん泡（あわ）を立てていきます。くぼませた手のひらいっぱいに泡（あわ）ができ、逆（さか）さまにしても落ちないくらいになったら、完成。

5. 洗う

顔と手のあいだの泡（あわ）を転がすようなイメージで。あぶらっぽくなりやすい鼻のまわりやおでこはくるくる円をかくように、指のはらでていねいに洗（あら）います。

6. すすぐ

ためたお湯ではなく、必ず蛇口（じゃぐち）から出る水かぬるま湯で。まず手の泡（あわ）をすすいでから、両手をうつわの形にして全体をすすぎます。だいたい1分間くらいが目安。

7. ふきとる

ごしごしこすっちゃだめ！せいけつなタオルで、肌（はだ）をそっとおさえるようにして水分を取ります。生え際（ぎわ）や耳のあたりもていねいにね。どう？いつもよりさっばりしない？