未来椿活動

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潜入!取材ブログ

各事業所や部門の活動に密着取材し、「活動報告」では伝えきれない社員の想いや様子をご紹介。社員が実感した手応えや、たくさんの笑顔を皆様にお届けします!

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椿の実で搾油を体験
- 椿を活かした復興への第一歩 -

2016/1/22

椿の実で搾油を体験
取材日 2015/11/17
活動場所 日本 岩手県 大船渡市
事業所名 CSR部

今回は、CSR部が岩手県大船渡市赤崎中学校の生徒さんと取り組んでいる活動に、2度目の密着取材を敢行!(1度目の様子はぜひこちらからご覧ください。
この活動は、東日本大震災の津波で被災した大船渡市立赤崎中学校の仮校舎前に、2012年にCSR部員と全校生徒が一緒に椿の植樹を行い、その後は椿の成長を見守りながら様々な交流を行なっているものです。

2012年の植樹活動がキッカケとなり、資生堂では東日本大震災復興支援活動として、岩手県大船渡市で「椿の里プロジェクト」に取り組むことになりました。この活動は、「椿」を軸に大船渡の街の再生を実現するためのプロジェクトとして課題を整理し、その解決のために多角的な取り組みを行ない、街づくりに向けて支援するものです。
「椿」を核とした産業化を実現するためには、地元の方々が椿の可能性について理解することが大切で、特に将来復興を担う次世代の方々との取り組みは、支援を継続するためにも大切な活動となります。このようなことから、椿について理解を深めるために、赤崎中学校と交流を続けています。


今回は「椿の実の搾油体験会」に潜入!事前準備からぬかりなく進んでいるようです。
さてその内容は・・・

【まずはウェブ会議で事前確認】

聞こえますか~?遠く離れていてもウェブでつないで、椿の成長や実の収集状況、参加人数の確認など、顔を見ながら情報共有。汐留オフィスのCSR部メンバーは、ハロウィンの扮装で張り切っています。

事前準備から和気あいあい

【いよいよ本番当日です】

生徒のみなさんが来る前に、会場の技術室では実演しながら最終チェック。力の加減など、細かい点も見逃しません。終始笑顔で準備は進みます。

いよいよ本番当日です

【伝統的な搾油機にトライ!】

まずは、大船渡に残る伝統的な搾油機での搾油の様子を見学。
世界の椿館、館長さんから説明を受けたあと男子が挑戦。顔を真っ赤にしながら力を込めますが、ハンドルは少ししか動きません。それでも油が搾れてきました。

伝統的な搾油機にトライ!

【実践スタート】

集めた実を金づちでたたいて、中身を取り出します。力加減が難しいのですが、みなさん集中して上手に取り出しています。 「初めて中身を見ました。栗みたいでクリーム色なんですね。」と、一つひとつ丁寧に選別。

実践スタート

【あっ!油が出てきた】

いよいよ搾油です。筒に実を詰めて、ハンドルを回して上から圧力をかけると、筒にあいている小さい穴から油がにじみ出てきました!「椿の実をたくさん使っても、出る油の量は少なくてびっくりしました。」と椿油は簡単にとれないことに驚いた様子。

あっ!油が出てきた

【椿の可能性を実感! 達成感いっぱいの笑顔】

最後に、大船渡の椿油を使って作ったドレッシングを試食。
みなさん口を揃えて「おいしい!」と、笑顔いっぱいです。油を絞る一連の作業を体験した後に、大船渡の椿油を原料としたドレッシングを食したことにより、椿の可能性を感じています。
最後に全員でパチリ。生徒のみなさんが復興の主役となりますように。

椿の可能性を実感! 達成感いっぱいの笑顔

活動ウラ話

活動ウラ話

◆赤崎中学校では整備安全委員会のメンバー(1~3年生)が中心となり、椿の育成に取り組んでいます。2015年は、2回実施した生徒たちとのウェブミーティングで、2012年から継続している椿の成長記録を報告いただいたり、今回の搾油体験会の準備について話し合いを進めてきました。 CSR部の活動推進メンバーがとても嬉しかったのは、搾油体験会の実施が決まると、こちらからお願いしなくても生徒たち自身で参加者募集や、当日使用する椿の実の収集を全校に呼びかけるなど、自主的に準備を進めてくれたところ。参加者募集のポスターには「一生に一度の体験の機会」と魅力的な言葉が添えられています。

◆椿の実は整備安全委員が中心となり、生徒たちが学校の周りの木や休日に自宅近くで採るなど頑張った結果、大きなカゴに3杯集まりました。参加者も1~3年生で合計30名となり、全員が初めての搾油体験となりました。生徒たちからは活動後、「搾油に挑戦しましたが難しく、油もほんの少ししか搾れなくて、驚きました。貴重な体験でした。」「椿油が色々なところに使われているのを初めて知りました。」など、イキイキとした感想が届きました。「体験できてよかった。」と、椿を育て、実を収穫し、干して、潰して、搾って、食すという一連の活動を楽しみながら体感できたことが、「椿」への関心につながったと、CSR部メンバーは予想以上の反響に、苦労もふっ飛んだ様子です。

大船渡市が目指す「椿を核とした産業化」には、将来復興の主役となる次世代の方々の参加が必要です。この活動が、復興への第一歩となるように、今後もCSR部の活動を応援します!

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