未来椿活動

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潜入!取材ブログ

各事業所や部門の活動に密着取材し、「活動報告」では伝えきれない社員の想いや様子をご紹介。社員が実感した手応えや、たくさんの笑顔を皆様にお届けします!

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いつまでも少女の笑顔で
~地域によりそい、地域とともに~

2017/12/26

いつまでも少女の笑顔で
取材日 2017/9/25
活動場所 日本 東京都 板橋区
事業所名 資生堂美容技術専門学校

今回は、資生堂美容技術専門学校(以下、資生堂学園)が長年取り組む「地域の方々への美容サービス活動」に密着レポート!
将来の美容師やビューティーコンサルタントを目指す学生と、それを指導する先生が協力し合い、自分たちの技術を活かして、女性をいかに美しく輝かせるのか、その交流の様子を取材しました。

なぜこの活動に取り組んでいるのか、教務部マネージャーの西原先生に尋ねました。
「資生堂学園は来年創立60年を迎えます。長年地元の板橋区で様々な活動に取り組み、地域の方と交流を深めてきました。美容サービスもその一つです。長年脈々と受け継がれてきたこの活動は、美容に携わる者として必要な人としての有り方・姿勢を学び、成長する機会でもあります。私たちは、技術や知識を身に着けることはもちろんのこと、それ以上に大切な人としての有り方、相手を思いやる心、相手の喜びを自分の喜びとして感じられる心を育みたいと考えています」との言葉に、美容のプロとしての誇り高さと厳しさを感じました。

活動は90分。今回参加した学生10人のうち半数は今年の4月に入学した1年生。活動は初めてと期待と不安の中にも意気込みが溢れます。それをボランティア学生リーダーの小山田さんと先生たちがリードしながら、さあ、ドキドキの活動スタートです!

【朗らかな笑顔で迎えます】

本日お迎えするのは、日生デイサービスをご利用されている方々。毎月、ボランティアが行われる休校日に、職員の方と一緒に資生堂学園に訪れてくださいます。
本日のご利用者11人の年齢は・・・。えっ、82歳から95歳!?皆さん若々しく全然年齢を感じさせません。
少し緊張気味の皆さまを、自ら手を挙げた学生ボランティア10人と、先生3人がお迎えします。お迎えする笑顔はとてもにこやか。「こんにちは!」と明るく元気なあいさつで相手を安心させ、てきぱきとヘアカットとハンドケアのコーナーにそれぞれ女性たちを案内していきます。

【指と指の間をぎゅう・・・、気持ちいいハンドケアタイム】

ハンドケアコーナーでは、学生たちが乳液を使って、指先から手の甲、手のひらと丁寧にお手入れをしていきます。
爪を上下から挟んでぎゅう・・・、指と指の間をぎゅう・・・、潜入班も見よう見まねで自分の手にマッサージ。うーん、気持ちいい!!
女性たちと学生も徐々に打ち解けてリラックスムード。くつろいだ笑顔になってきました。

指と指の間をぎゅう・・・、気持ちいいハンドケアタイム
指と指の間をぎゅう・・・、気持ちいいハンドケアタイム

【本格サロンの手さばき。先生、目が真剣・・・】

ヘアカットのコーナーでは、先生が女性の髪をカットするところです。
椅子の高さを調節し、「厚みのある所を軽くしますね」「少し刈り上げましょうか」と優しく問いかけ、手際良くカットしていきます。
先生の真剣なまなざしと見事な手さばきに潜入班も目が釘づけです。
学生たちはアシスタントとして先生のお手伝い。美容サロンに就職すると先ずはアシスタントの仕事に就く学生たち。今日はプロの美容師でもある先生のすぐ側でカットの手順やテクニックを見て学ぶ貴重な機会です。技術だけでなく接客の仕方や会話も学べるチャンスと、こちらも真剣です。

カットが仕上がっていくにつれ、周囲から「いいじゃない」「似合ってる」と声がかかり、女性もまんざらでない様子。終始にこやかな雰囲気で、あっという間にヘアカット終了です!

本格サロンの手さばき。先生、目が真剣・・・

【思わずうとうと・・・髪の毛に触れられるって気持ちいいですよねぇ】

先生は自ら手本を見せつつ、学生にブローの仕方を指導していきます。ブローのスタイルを細かく指示して、学生にバトンタッチ。交代後も細部まで目を配ります。
先生から指導を受けつつ、学生たちも真剣。女性たちの髪に触れる指も徐々になめらかになってきたような・・・。
あれ、いつの間にか女性が・・・。ブロー中髪に触られながら、思わずうとうと眠くなってしまう方も。気持ち良さそうですねぇ。

思わずうとうと・・・髪の毛に触れられるって気持ちいいですよねぇ

【指先のネイルに、女性たちの瞳の輝きがアップ!】

ハンドケアでくつろいだ後は、爪のお手入れと仕上げのネイル。お手入れしたつやつやの爪に、薄いピンク色のネイルが徐々に重ねられていくにつれ、女性たちの目がみるみる輝いてきました。
「いい色だねぇ」「素敵」「かわいい!」などなど、学生たちからも盛んに声が飛び交います。
女性たちも自分の指先を見つめながらウットリ。自然に笑顔がこぼれます。
一気に場も華やいで、わいわいガヤガヤ盛り上がってきました。

指先のネイルに、女性たちの瞳の輝きがアップ!

【すっかり若返って、身も心も少女に・・・】

「口紅も塗ってみる?」の声掛けに、「いつもはしないから」と恥ずかしがっていた女性も明るい色の口紅を塗ってもらい、鏡に映る自分をしげしげ。徐々にその気になってきた様子。アイシャドウにも挑戦し、「すごくキレイ」との声に「お嫁に行く訳じゃないよ」と照れながらも、満面の笑顔で応えます。
すっかり若返った女性たち。いくつになっても女性は少女の輝きを持っているのですね。

最後は、見違えた女性たちと一緒に笑顔でパチリ。

活動が終わった後も、「また来たいわ」「後で名前を」「次の予約は」・・・としっかり者の女性たち。資生堂学園のメンバーに見送られ、笑顔でお帰りになりました。

すっかり若返って、身も心も少女に・・・

活動ウラ話

活動ウラ話
活動ウラ話

◆資生堂学園では、毎月1~2回、デイケアサービスを利用している女性の皆さんを美しくするために、ヘアカットやメイク、ネイルやハンドケアなど美容技術を生かす「若椿ボランティア」を実施しています。
自ら立候補したボランティアリーダーが、毎回公募をしてメンバーを集め、準備から当日、そして終了後まで、取りまとめ役を担います。活動終了後も、参加された方々に、お礼のカードをお送りするなど、きめ細かく丁寧に対応しています。
ボランティアリーダーを始め、中心メンバーの皆さんに想いを聞きました。
「もともとボランティアに興味があり、活動の輪を広げたいと、リーダーに立候補しました。今でも毎回ドキドキしながら会話やマッサージをしています。皆さんが次第に笑顔になっていく過程がなにより楽しいです」
「いつも、もっと喜んでもらうために何ができるか考えます。“ありがとう”をたくさんもらえることが何より幸せです」
活動中、印象的だったことは?
「夏祭りでのボランティアの際、初参加で不安の方が、“あなたのおかげで幸せな一日になったわ”と踊って笑顔になられました。私自身も勇気をもらえ、幸せな気持ちになりました」
「孫に会った気分で嬉しい、とお声をかけていただき、私も、祖母に会ったような気持ちで嬉しくなり、ハンドケアをしながら楽しくおしゃべりしました」
と、皆さん目をキラキラさせながら語ってくれました。
ボランティアの募集が出たら、すぐにいっぱいになるという大盛況ぶり。学生の皆さん誰もが、たくさんの人に美しくなって喜んでもらいたい!という気持ちであふれているようです。

大竹政義校長は、今年の入学式で新入生にこう語りかけました。 「当校の教育理念は、真善美の心を備え、人々の美しく生きたいという願いを叶えられる人を育てることです。私は、優れた技術や知識を持つ美容家を育成すること以前に、物事の本質を知り、正しく 生きること。そして、人にやさしく接することが重要だと考えています。(中略)皆さんが目指す美容の仕事は、お客さまの外見を美しくするだけでなく、お客さまの心も豊かにして差し上げることができます。美容はお客さまを幸せにすることができる仕事です。皆さんは、この素晴らしい美容の道に進むことを誇りに思ってください」

まさにこの精神を体現する活動ですね! 資生堂学園の皆さん、ご協力ありがとうございました。

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