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2016年08月03日

発行元:(株)資生堂

人事

「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同

資生堂の女性活躍推進について

資生堂は、現在取り組んでいる中長期戦略「VISION 2020」の実現に向け、100年先も輝き続ける企業基盤の原型づくりに取り組んでいます。その目指す姿である「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」の実現のため、ダイバーシティを重視した経営に注力しています。女性活躍支援においても「働きやすい会社から働きがいのある会社」をめざし、各人のライフステージを鑑みながらキャリアアップを図るためのさまざまな取り組みを行っています。
当社にとって、国内社員の8割を占める女性社員一人ひとりが、仕事と育児・介護を両立しながら能力を発揮し生産性の高い働き方を実現することは不可欠です。1990年以降、法律に先駆けた育児休業・育児時間制度などの社内制度の整備や、事業所内保育施設「カンガルーム汐留」の設置をはじめとした、仕事と育児・介護の両立支援制度を充実・進化させてきました。
2016年には、『日経WOMAN』と日経ウーマノミクス・プロジェクトが主催する「女性が活躍する会社BEST100」において、3年連続で「総合ランキング1位」に選ばれました。また、東京都が都内企業の働き方改革の機運を高めるために2016年度に創設した「TOKYO働き方改革宣言企業」制度の第1号企業として、「働き方改革宣言」を宣言しました。さらに2007年、2013年に続き3回目となる次世代育成支援対策推進法に基づく「次世代認定マーク(くるみん)」も取得しています。

今後の主な取り組み

資生堂は今後も、女性リーダーが恒常的に登用される社内風土の醸成を進め、2016年度中に国内の女性リーダー比率30%達成を目指します。また、「男女ともにキャリアアップ」することを目指し、社員一人ひとりの人材育成を強化し、生産性向上につながる働き方の見直しを進めます。

取り組み内容
・女性リーダー候補者を増やすための一人別人材育成を強化
・長時間労働是正に向けた取り組みを実施
・効率的な時間活用に向けた取り組みおよび在宅勤務などの制度活用促進

社会に向けた取り組み

■資生堂女性研究者サイエンスグラント ※:グラントとは「研究助成金」の意味
指導的立場を目指す意欲があり、科学技術発展への貢献が期待できる女性研究者を支援することを目的に2007年に設立し、今年で9回目を迎えました。本グラントは応募者の年齢制限を設けず、研究分野も自然科学全般を対象にしています。女性研究者が出産・育児・介護などに左右されずに研究を続けられるよう、出張時のベビーシッター代や研究を補助するアシスタントの雇用費など、助成金を柔軟に幅広く使用して頂けるのが特長です。
本グラントの受賞は大学内外でのキャリアアップにも寄与し、歴代受賞者79名のうち約半数が、受賞後に助教から准教授、准教授から教授へと昇格・栄転されました。

■バングラデシュで展開している社会性ビジネスモデル
バングラデシュにおいて、スキンケア製品を切り口として農村女性の社会的地位の向上や現地の生活習慣を改善する活動を行っています。比較的所得の低いバングラデシュの農村女性を対象に、現地専用に開発したスキンケア製品の販売と、その使用方法を紹介するとともに、保健や衛生、栄養に関するワークショップなどの啓発活動をあわせて実施し、彼女たちの社会的地位の向上や生活習慣の改善を支援しています。
この活動は社会貢献活動と事業活動の両立が期待できるビジネスモデルとして高く評価され、 国連開発計画(UNDP)が主導する「ビジネス行動要請(BCtA:Business Call to Action)」に、アジアの化粧品会社で初めて承認されました。

「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言について

平成26年3月28日に首相官邸で開催された「輝く女性応援会議」を契機に、輝く女性・輝こうとする女性たちを応援する各界のリーダーたちによるムーブメントが拡がっています。
このような中、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業の男性リーダーによる「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言が取りまとめられました。

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。