1. Home
  2. ニュースリリース
  3. クロマトグラフィー事業の譲渡に関するお知らせ

2017年08月29日

発行元:(株)資生堂

経営・業績

クロマトグラフィー事業の譲渡に関するお知らせ

株式会社資生堂は、連結子会社である資生堂医理化テクノロジー株式会社(以下:医理化テクノロジー社)の株式および当社が保有するクロマトグラフィー事業※1関連資産を、株式会社大阪ソーダ(以下:大阪ソーダ社)に譲渡することについて合意しましたので、お知らせいたします。

資生堂グループは「VISION 2020」の実現に向け、事業ポートフォリオの見直しを行っています。経営資源の投下先を主力事業に絞り込む中で、クロマトグラフィー事業を行う医理化テクノロジー社の株式等を譲渡することとしました。
なお、本取引は当社が有するクロマトグラフィー事業に関連する権利義務等を、会社分割(吸収分割)の方法により医理化テクノロジー社に承継させた上で、医理化テクノロジー社の株式を大阪ソーダ社に譲渡する予定です。会社分割(吸収分割)の詳細については、決定次第その内容を開示します。

大阪ソーダ社と当社が有するクロマトグラフィー関連事業が一体化することで、充填剤※2の原料生産からカラム※3および分析装置の販売まで、一貫したバリューチェーンの実現が期待できます。また、大阪ソーダ社の持つ海外販売網を活用することで、クロマトグラフィー事業のさらなる成長や価値向上が見込まれます。

※1 クロマトグラフィー事業・・資生堂は高感度の高速液体クロマトグラフ(分析化学やバイオサイエンスに幅広く活用される分析装置)や、化粧品開発で培った粉末表面処理技術を応用し、優れた分離特性と高い耐久性を持つ分析用カラム充填剤等を製造・販売している。
※2 充填剤・・・・・・・・・・・・・・・主にシリカゲルを原料とした分離性能を有する粒子。
※3 カラム・・・・・・・・・・・・・・・・円筒状の管に充填剤を詰めたもの。

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。