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研究開発
Innovation

2008年度

第26回日本美容皮膚科学会総会・学術大会 ランチョンセミナー

「レーザー治療における患者さまのQOL向上をめざして」

本セミナーのお問い合わせ先:岩城製薬株式会社


開催年月 :
2008年8月31日
共催 :
第26回日本美容皮膚科学会総会 学術大会・資生堂・岩城製薬

概要

  1. 1)座長

    宇津木 龍一氏(クリニック宇津木流 院長)
    山本 有紀氏(和歌山県立医科大学 皮膚科 准教授)

  1. 2) 肌のアンチエイジング治療に重要な要素 -「治すために隠す工夫」-

    根岸 圭氏(東京女子医科大学附属青山女性医療研究所 美容医療科 准講師)

  1. 3) “治すために隠す工夫”の実際―何を使うか、どう使うかの検証

    服部 英子氏(南青山皮膚科 スキンナビクリニック 院長)


肌のアンチエイジング治療に重要な要素 -「治すために隠す工夫」-

根岸 圭氏(東京女子医科大学附属青山女性医療研究所 美容医療科 准講師)

昨今、アンチエイジング治療は急速に進歩し、シミからたるみまで多様化したニーズにこたえられるようになった。しかし、最もニーズが高いのは依然シミの治療である。我々は、シミに対してIPLやQスイッチレーザーを用いた治療を積極的に行っているが、治療に伴って形成されるマイクロクラストや痂皮は、数日間とはいえ日常生活に支障をきたしてしまう。
そこで、症状を隠してしまうためにカバーするのではなく、積極的に治療を行うためのカバー、「治すために隠す工夫」ができれば、患者さまの心理的負担が軽減するのではないかと考え、資生堂社開発のコンシーラー、ナビジョンスポッツカバーを導入した。
その結果、以前から使用しているコンシーラーと比較し、カバー力に優れ、普段のメイクとのなじみも良いと好評を得たので、さらに用途を広げ、難治性の色素性病変である肝斑の治療過程や、ヒアルロン酸などの注入治療に伴う内出血のカバーにも応用した。
治療全般から見ると、カバーする製品の検討は小さなものかもしれない。しかし、治療効果の追及だけではなく、患者さまの心のケアも重視することにより、総合的な満足感と安心感を提供することができる。そのためには本例のように「治すために隠す工夫」も大変重要なことだと考えたため、実際の例を提示し紹介する。


“治すために隠す工夫”の実際―何を使うか、どう使うかの検証

服部 英子氏(南青山皮膚科 スキンナビクリニック 院長)

昨今レーザーを用いたシミ治療が美容医療現場でさかんに行われている。しかし、レーザー照射後には照射部位の保護と痂皮を隠すために絆創膏等の貼付が余儀なくされ、審美面で患者さまに心理的負担が生じている。そこでレーザー治療後より負担の少ない処置が求められ、絆創膏のみならず、「コンシーラー」「スポッツカバー」と言われる部分用カバーファンデーション使用によるカバー効果が期待される。しかしながら、使用する製品はまず安全性に留意し、レーザー治療後の皮膚への悪影響がない製品であることが望ましく、その上で患者さまの心理的負担を軽減するという観点からは、カバー性に優れ、使用性においても満足するものが求められる。
今回、これらを意図し(株)資生堂と共同開発したカバーファンデーション「ナビジョンスポッツカバー」について、頬に同程度の老人性色素斑を複数有する方を対象に、絆創膏の貼付による処置と、本品塗布による処置との無作為オープン対比較試験を行ったので、その安全性、カバー効果、被験者の評価を報告する。また、当クリニックで提唱している、週末にシミ治療を行えば週明けには「ナビジョンスポッツカバー」を用いて絆創膏等の貼付による心理的負担を感じることなく活動できるという、『ウイークエンドレーザー』という考え方について紹介する。

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