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2010年度

第43回日本薬剤師会学術大会 ランチョンセミナー

「知っておきたいスキンケアに関するエトセトラ」

本セミナーのお問い合わせ先:資生堂フロンティアサイエンス事業部 TEL:03-6253-1414


日程 :
2010年10月10日(日)、11日(月・祝)
共催 :
マルホ(株)
座長 :
堀 美智子先生(医薬情報研究所、(株)エスアイシー)
演者 :
林 伸和先生(東京女子医科大学皮膚科准教授)

知っておきたいスキンケアに関するエトセトラ

林 伸和(東京女子医科大学皮膚科准教授)

スキンケアとは従来、皮膚の洗浄と保湿、紫外線防御の3つにより健常な皮膚を維持することを意味するが、最近ではさらに疾患の予防や維持療法にも重要であるといわれている。
皮膚とは、個体を外界と分ける境であると同時に、外界からの防御と体内からの漏出防止のためのバリアでもある。このため、皮膚のバリア機能が破綻すると、細菌やウイルス、抗原などが侵入しやすくなり、一方で水分が失われるために皮膚の乾燥が進む。そして、その状態が持続すると、細菌やウイルスによる感染や、湿疹病変などが生じてくる。実際、口の周りを頻繁に舌でなめる癖があったり、仕事や家事などで手が常に水や石けんなどの刺激に曝されたりするだけでも十分に皮膚のバリア機能は破壊され、湿疹などが生じてくる。このため、スキンケアにより皮膚のバリア機能を維持する、あるいは補完することは、重要な疾患予防となり得るのである。
アトピー性皮膚炎の患児および保護者に対して行ったアンケート調査では、これまでにスキンケアについての説明を受けた相手、および説明を受けたい相手のどちらにおいても、薬剤師は医師、看護師についで3番目に位置している。また、専門的なことを詳細に説明してもらえる点においては医師と同程度に期待されていることが示されている。
治療にスキンケアを生かすためには、疾患の悪化予防や維持療法、あるいは副作用の軽減といったスキンケアの目的を患者に理解してもらい、そして外用指導を徹底して、アドヒアランスを向上させることが重要である。これには、医師、看護師、そして薬剤師が一体となってスキンケアに関する説明を行うことが大切であり、そのための協力が必要であることを強調したい。

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