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研究開発
Innovation

女性たちが長年待ち望んでいた

「理想の口紅」が遂に登場!

IFSCC Congress 2010 第26回 ブエノスアイレス大会
最優秀賞(口頭発表・応用部門)

「2相分離機構を用いた
カップにつかない口紅の開発」

賞状

何ができるようになったの?

女性たちが口紅に求める3条件
「うるおい」「つや」「落ちにくい」をすべて満たした理想の口紅を開発!

女性に理想の口紅を伺うと、「うるおいがある」「つやがある」、そして食べたり飲んだりしても「落ちにくい・カップにつかない」という3つの機能が必ず上位にランクインします。しかし、受賞当時までは「うるおい」や「つや」はあっても、「落ちにくい・カップにつかない」をあわせ持つ口紅の開発は難しく、満足いただける商品がまだありませんでした。

1990年代に「落ちない口紅」ブームがあったものの、その当時は唇に塗って油分が蒸発してしまうとパキッと固まる「皮膜剤」を採用していたため、乾燥したり表面がでこぼこして「つや」がなくなるといった難点がありました。
この受賞技術は、お互いに混ざり合わない油分同士を組み合わせ、色の入った油分の上に透明な油分の膜をつくることで、女性たちの理想の3機能をすべて叶える口紅の開発に成功したのです。

どんな技術なの?

唇に塗ると、透明な油分が染み出して膜をつくるため
1本のスティックでうるおいやつやがありながら、落ちにくい!

今回の受賞技術が従来の「落ちない」口紅と比べて大きく異なるのは、「皮膜剤」を使っていないという点。数ある油分の中から、皮膜剤よりもやわらかいけれど、適度な硬さをもつ「液晶形成油分」を採用しているのです。
次に考えたのは、塗っただけでじわじわと透明な油分がしみ出して、2層に分かれるという機能。するとカップにつくのは透明な油分だけで、色はつかなくなります。実をいうと、これまでにも色つきの口紅の上からトップコートのように透明なものを重ねる「2度塗りタイプ」の商品は発売されていました。しかし、最初に塗った口紅が乾いてからもう一度塗らなければならないため「面倒」という声も多く、なんとか1本のスティックで「落ちにくい」を実現させたかったのです。

この2層に分かれるという発想とそれを1本で実現させる技術が認められ、受賞に至りました。この技術は2009年発売の「マキアージュ パーフェクトグロス」(液状タイプ)や2010年発売の「マキアージュ ラスティング パーフェクトルージュ」(スティックタイプ)に応用されています。その後もさらに進化を遂げ、より落ちにくい3層タイプも出現。現在ではマキアージュ以外にも資生堂の主なメーキャップブランドの口紅で採用されるなど、さらなる広がりを見せています。

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