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飲むと、肌まで届く。D-アミノ酸

食品からサプリメント、化粧品まで。いまや、さまざまなところで目にする「アミノ酸」。体に良さそうなイメージはあるけれど、実際に体の中でどんな働きをするのかはあまり知らない、という方も多いのではないでしょうか。

私たちの体の約15%は「たんぱく質」でできています。このたんぱく質を構成しているのが、アミノ酸です。肉や魚、穀物に含まれるたんぱく質は、私たちの体内に摂取されると20種類のアミノ酸に分解され、その後再びたんぱく質(体たんぱく)に組み換えられます。アミノ酸は、体をつくる重要な成分なのです。

アミノ酸には、D-アミノ酸とL-アミノ酸の2種類があります。これまで、「生物の中に多く存在するアミノ酸は、たんぱく質を構成しているL-アミノ酸のみ」と考えられていました。しかし、資生堂と九州大学が共同開発した“D,L-アミノ酸高感度一斉分析装置”によって研究を進めた結果、微量でも生物にとって重要な機能をもつD-アミノ酸が存在していることがわかりました。

資生堂は今回、D-アミノ酸の代表としてD-アスパラギン酸に着目し、研究を行いました。

肌に存在するD-アスパラギン酸には、ハリや弾力のある肌に欠かせないコラーゲン(Ⅰ型)産生の促進や、肌機能を低下させる酸化を防止する機能があります。

このように肌に良い作用をもたらすD-アスパラギン酸ですが、グラフのように加齢とともに減少してしまいます。

角層中のD-アスパラギン酸量の加齢による変化

D-アスパラギン酸を、飲んで効率よく増やす。

D-アスパラギン酸はチーズや黒酢などの発酵食品に含まれていますが、中でも特定の醸造方法(カメ壷仕込みの自然の力を利用した発酵・熟成方法)でつくられた玄米黒酢の中に多く存在しました。

酢の種類によるD-アスパラギン酸量の違い

資生堂リサーチセンターでは、20名の女性(21~45歳)にご協力いただき、この玄米黒酢を含む美容ドリンクを摂取したときのD-アスパラギン酸の肌への移行について試験を行いました。

  • 試験は3カ月間にわたって行いました。
  • 試験期間中、美容ドリンクを飲んでいただき、試験前後での角層のD-アスパラギン酸量を比較しました。

その結果、摂取2カ月後には角層中のD-アスパラギン酸の量が増加。口から摂取したD-アミノ酸が、しっかりと肌まで届いていることがわかりました。

角層中のD-アスパラギン酸量の美容ドリンク摂取による変化

試験時に行ったアンケートからは、「唇の乾燥」や「目の周りのしわ」、「肌のつや」の改善といったことが感じられていました(摂取3カ月後の時点)。
D-アミノ酸を含む美容ドリンクが、肌の状態を改善する方向に働いていたことがわかります。

試験時に行ったアンケート

資生堂はこれからも研究を続け、美しさをサポートする美容健康食品の開発を進めていきます。

月刊バイオインダストリー2月号(2011)


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