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からだの中から紫外線ダメージを防ぐ! クコ(枸杞)の実エキス

クコ(枸杞)の実、ご存知ですか?
杏仁豆腐の上にのっている赤い実。といえば、「あぁ、あの食べるべきか迷う実ね」と、ピンとくるかもしれません。

このクコ(枸杞)の実のエキスをからだの中に摂取すると、紫外線による急性傷害を防げることが、資生堂の研究で明らかになりました。

紫外線にあたると、皮膚はダメージを受けます。ダメージは、「急性傷害」と「慢性傷害」に分けられます。

紫外線を浴びてすぐのダメージが「急性傷害」と呼ばれるもの。その症状は目に見えない細胞レベルの変化から、炎症である紅斑(赤くひりひりした日やけ、サンバーン)、色素沈着(黒い日やけ、サンタン)などさまざまです。

そして日々の急性傷害の蓄積は、「慢性傷害」となって皮膚に現れます。頬や手の甲など日光によくあたる部分に目立ってくるシミは、長年の紫外線ダメージの積み重ねによる慢性傷害なのです。

クコ(枸杞)の実

生薬名「枸杞子(くこし)」。老化防止、不老長寿の妙薬として平安時代から珍重されてきました。近年、欧米では栄養価および抗酸化力が高いスーパーフルーツの一つとして知られています。さらに、美容や健康に対する意識が高い人々の間では、「フルーツ・スナッキング」というスタイルが流行しており、スナックとしても乾燥枸杞の実を食べることが人気を博しています。

クコ(枸杞)の実

資生堂リサーチセンターでは、健康な男性9名(20代~50代)にご協力いただき、紫外線ダメージによる皮膚急性傷害(紅斑、色素沈着)に対するクコ(枸杞)の実エキスの効果を検証する試験を行いました。

  • 試験は、クコ(枸杞)の実エキスを飲む前と後の期間にわけて行いました。
  • クコ(枸杞)の実エキスを飲む前と後、各期間の最初に背中の皮膚に紫外線をあてて、紅斑と色素沈着の程度を測定しました。
  • 紅斑と色素沈着の程度をクコ(枸杞)の実エキスを飲む前と後で比較しました。

その結果が、下の図です。クコ(枸杞)の実エキスを飲む前に比べ、飲んだ後の方が紅斑、色素沈着の程度が軽いことがわかりました。

紫外線をあてた背中の皮膚の変化

紫外線対策といえば、日やけ止めをしっかり塗るなど、からだの外側からの対策に注目しがちです。しかし、今回の試験結果から、枸杞の実を摂取することでからだの内側からも紫外線対策ができることがわかりました。これは、枸杞の実エキスを摂取することでシミのできにくい体質づくりが可能であることを示しています。

資生堂は、これからもこの様な研究を続け、健やかな毎日をサポートする美容健康食品の開発を進めていきます。

応用薬理 83(3/4)39-45(2012)


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