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知って、なるほど化粧品 シリコーンについて

近年、シャンプーやコンディショナーに含まれるシリコーンが、抜け毛やダメージの原因になるという考え方が広まっています。しかし実際には、シリコーンが毛穴に詰まったり、毛髪や地肌に悪影響を及ぼすことはありません。資生堂の研究員が、詳しく解説します。

資生堂 化粧品開発センター 毛髪診断士 認定講師(Hair Consultant, JHSA)島田 有紀
[Q] そもそも「シリコーン」って何ですか?

[A]

調理器具などにも使われている安全な素材です。

一般的に「シリコン」と呼ばれていますが、正式には「シリコーン」と表記します。人気の調理器具シリコンスチーマーも、シリコーンを原料とする製品です。シリコーンは、酸素とケイ素と有機基からなる有機化合物で、熱や光に強く、柔軟性があり、通気性が高いなど、さまざまな特長をもっています。とても安全な素材のため、日用品や食品、工業や医療の分野などで幅広く活用されています。
シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア製品にも配合されているシリコーン。その効果としては、洗髪やすすぎの際に毛髪どうしの摩擦を軽減すること、そして、つややしっとり感のような仕上がりの質感をコントロールすることなどがあげられます。

[シリコーンの特性]安全性、耐熱性、耐候性、柔軟性、通気性、低刺激性。 シリコーンは、調理用品(シリコンスチーマー)、医療用品(コンタクトレンズ)、日用品(ティッシュペーパー)、洗濯用品(柔軟剤)などに活用されている。

[Q] シリコーンは、頭皮のかゆみや抜け毛の原因になりますか?

[A]

いいえ、なりません。

シャンプーやコンディショナーに配合されているシリコーンは、その特長である安全性をいかした独自の配合を実現しています。そのため、頭皮や毛髪に負担をかけることはなく、かゆみや抜け毛の原因にはなりません。

[Q] シリコーンは、毛穴に詰まったり、髪や頭皮にダメージを与える物質なんですか?

[A]

そのような事実はありません。

シャンプーに配合しているシリコーンは、非常に細かい粒子のため、毛髪に過剰に付着することはありません。また、コンディショナーの成分として毛髪に残ったシリコーンも、次の洗髪時には洗い流されるため、毛髪に蓄積したり、毛穴に詰まることもありません。よって、シリコーンが地肌や毛髪にダメージを与えるという事実はありません。

[左図]毛髪に残ったコンディショナー成分中のシリコーン →[右図]次の洗髪時に洗い流されます。

毛髪に残ったコンディショナー成分中のシリコーン

次の洗髪時に洗い流されます。

[Q] シリコーンは、効果成分の髪への浸透を妨げますか?

[A]

いいえ、妨げません。

毛髪が濡れた状態では、シリコーンが毛髪表面を隙間なくおおうことはないため、浸透成分も十分いきわたります。また、パーマやヘアカラーにも影響を及ぼすことはありません。

毛髪が濡れた状態

[Q] 髪のダメージが気になるとき、シリコーンが効果的だというのは本当ですか?

[A]

本当です。

シャンプーやコンディショナーに配合されているシリコーンは、洗髪中に毛髪のきしみを抑えながら、すすぎ時の指通りをなめらかにし、洗髪時の毛髪ダメージを軽減する効果があります。また、ロングヘアでからまりやすい髪や、枝毛などのダメージが気になる髪も、シリコーンによって摩擦が減り、なめらかな仕上がりを実現することができます。さらに、シリコーンは髪につやを与える効果にも優れているため、多くのコンディショナーにはシリコーンが配合されています。シリコーン配合のヘアケア製品を使用することで、ダメージを受けてパサついた髪にも美しいつやをよみがえらせることができます。

摩擦軽減、指どおり向上、つやアップ。

結論

シリコーンが毛髪や地肌に悪影響を及ぼすことはありません。

結論 結論

シリコーン配合のシャンプーとシリコーンを配合していないシャンプーは、どちらも毛髪や地肌に悪い影響を及ぼすことはありません。一般的には、シリコーン配合のシャンプーは、洗髪中の摩擦を軽減しながらなめらかな仕上がりを実現し、一方のシリコーンを配合していないシャンプーは、細かな泡立ちで、さっぱり、サラサラとした感触が得られるという特長があります。それぞれの違いは、洗髪時の感触や仕上がりに現れるため、資生堂には、シリコーンを配合した商品とシリコーンを配合していない商品の両方がそろっています。まずは、シリコーンの特長や効果を正しくご理解ください。その上で、お好みに合わせて最適な商品をお選びいただくことをおすすめします。

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