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サステナビリティ
Sustainability

化粧品の成分の動物実験廃止を目指す円卓会議

ステークホルダーエンゲージメントに関する社外勉強会で
「化粧品の成分の動物実験廃止を目指す円卓会議」について発表

(ステークホルダーエンゲージメント勉強会の模様)

NPO法人 サステナビリティ日本フォーラム主催『ステークホルダーエンゲージメント勉強会』に、当社の執行役員の岩井恒彦がパネリストとして参加しました。動物実験廃止に向けた取り組みと合わせ、エンゲージメントの具体的事例として円卓会議について発表するとともに、パネルディスカッションでは有識者や参加者の方々と意見交換を行いました。

※『NPO法人 サステナビリティ日本フォーラム』は、日本における持続可能な社会の構築を目指し、セミナーや勉強会を通して情報発信や交流を進めているNPO団体。

NPO法人 サステナビリティ日本フォーラム主催の『ステークホルダーエンゲージメント勉強会』概要

開催日時:
2011年12月14日(水)13:30 - 16:30
場所:
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社新宿ビル
パネリスト:
後藤 敏彦氏
NPO法人 サステナビリティ日本フォーラム 代表理事
山﨑 恵子氏
動物との共生を考える連絡会
岩井 恒彦
株式会社 資生堂 執行役員
モデレーター:
川北 秀人氏
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表
参加者:
45の企業や団体から34名

今回の勉強会に至る経緯

グローバル化が進み、立場や主張の異なる人々が存在することにより、社会問題は複雑化しています。国のトップダウンのガバナンスにより経済成長を成し遂げるという20世紀型のシステムが十分に機能しているとは言えない状況になった昨今、国内外の企業で、利益追求だけでなく、複数のステークホルダーとエンゲージメントし、社会問題の解決を図る方法が模索されています。当社の化粧品の動物実験廃止に向けた円卓会議も、そのような試みのひとつです。
本円卓会議を「ステークホルダーエンゲージメント」のケーススタディとして発表することにより、課題解決に向けて試行錯誤をしている多様な立場の方々にも学んでいただける機会となること、さらにこれまでの円卓会議であげられていた課題「他社への働きかけ」の取り組みの一つとし、社会へ情報発信をすべきと考えました。

動物実験廃止に向けた資生堂の取り組みについて

岩井 恒彦/株式会社 資生堂 執行役員

資生堂は2010年3月に「2011年3月までに自社での動物実験を廃止」という目標を宣言し、2011年3月30日をもって自社での動物実験を終了しました。さらに私たちは廃止に向けた次のステップとして、動物実験代替法の開発加速化等、社内の安全性保証体制の整備を進めています。
一方で、動物実験廃止は、法律や規制、そして安心・安全の根幹に関わる課題であり、資生堂だけで解決できるものでもなく、ましてや賛成と反対で対立していては前に進むことはできません。
そこで、様々な専門領域のステークホルダーの皆さまと情報を共有し、考える場としての円卓会議をこれまでに3回開催し、相互理解を深めてきました。
これまでの成果は、改めて廃止を目指すという目的を共有できたことであり、それぞれの立場で課題解決に向けた取り組みの輪を広げるきっかけとなっている点です。今後も新たな「ステークホルダーエンゲージメント」の方法を模索しながら、廃止に向けた取り組みを推進していく考えです。

パネルディスカッションの模様

パネルディスカッションでは、ISO26000におけるステークホルダーエンゲージメントの重要性と本質的な意味に始まり、企業や市民団体、消費者などのステークホルダーとともにどのように解決策を見出していくか、さまざまな意見が出されました。「噛み合わないあるいは平行線のまま議論を重ねる“対話”では良い解決策は生まれない」、「立場の違う人たちの意見を広く取り入れながら決定材料を共有するプロセスが大切」、「相手の力も借りながら問題解決に向かう協働(行動)型のエンゲージメントが必要」「新たな目標やルールなどの枠組み作りの過程では、対立せず納得できるセカンドベストを決めるプロセスデザインが出来るかが鍵」などです。
そのためには、ステークホルダー間での情報共有を進めることを基本として、「啓発された消費者を増やすことが課題である」こと、「NGO・NPOがエキスパートとしてさらに能力を高め、企業や消費者とともにプロジェクトパートナーの役割を担うことを期待される」ことなど、今後のエンゲージメントのあり方にまで議論が及びました。

パネルディスカッションに参加して ~岩井からのコメント~

今回の勉強会のテーマであるエンゲージメントの本質について深く考えることができて有意義でした。現在、動物実験の代替法の開発に注力しつつ、ステークホルダーエンゲージメントを進めているわけですが、成果が現れつつあります。
進むべき方向の選択を含めてステークホルダーの方々とともに判断し、今後もエンゲージメントしていきます。
相手の力を借りるということは、相手に頼りきりになることを意味するわけではありません。様々な方々の力をお借りしながら、自ら律して前に進みたいと思います。

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