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サステナビリティ/CSR
Sustainability/CSR

2011年度の活動と震災支援情報

義援金・寄付金

株式会社 資生堂は、東日本大震災発災直後に義援金1億円を拠出することを決め、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームに寄付しました。
海外の資生堂グループ現地法人も各国の赤十字社等を通じた寄付を行っており、寄付金額は合計で約3,700万円となりました。フランスのグループ会社においては、工場で従業員が一日を選び無報酬で就業し売上相当額を赤十字社を通じて寄付したほか、オフィスでは有給休暇一日を返上し相当額を赤十字社を通じて寄付するなど、独自の取り組みを行いました。
当社が社会貢献活動の支援を目的に設立した「花椿基金」にて社員および社友に被災地への義援金を募ったところ、約820万円が集まり、全額を特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームに寄付しました。

物資支援

東日本大震災発生直後、緊急に必要な生活物資として、水のいらないシャンプー「フレッシィ ドライシャンプー」を約3万個、洗顔シート・ボディーシート・制汗剤などを約30万個、岩手・宮城・福島の各県の対策本部や警察・自衛隊、支援NPOなどに提供しました。
被災から時間が経過するとともに「眉を描きたい」「肌のお手入れをしたい」などの女性の切実なご要望を伺ったことから、4月末から7月にかけて、化粧水・乳液・ファンデーション・眉墨・ボディーシート類などの化粧品セット3万セットを岩手・宮城・福島の避難所に配布しました。
12月には、仮設住宅にお住まいの方が年を越されるのに少しでもお役立ちしたいと、洗顔料・化粧水・口紅・シャンプー・リンス・ハンドクリームなどの化粧品セット1万2千セットを岩手・宮城・福島の仮設住宅に配布しました。

冬の肌のために、一軒ずつ仮設住宅へ

冬の肌のために、一軒ずつ仮設住宅へ

復興の長期化が見込まれるなか、仮設住宅での生活を余儀なくされている方々に、少しでも晴れやかで心豊かな新年を迎えていただけるよう、12月3日(土)4日(日)に岩手・宮城・福島の3県の仮設住宅へ化粧品セットをお届けしました。スキンケアやメーキャップアイテムに加えて、ヘアケアアイテムや、寒い季節に不可欠なハンドクリームやリップクリームなどをひとつにまとめたものです。総勢約180名の社員が一軒ずつお宅を訪問し、約1万2000セットを手渡しでお配りしました。受け取っていただいた方々には笑顔があふれ、「仮設からはお店も遠いため、シャンプーのような重いものは嬉しい」などの感謝の言葉を数多くいただきました。

ビューティー支援活動

化粧品会社として、被災された方々に少しでも元気になっていただくために、何かできないか。そんな思いから、マッサージやメーキャップ、ハンドマッサージなどの美容サービスを行う「ビューティー支援活動」を、震災発生以来、女性のみならず子どもや男性にも行わせていただきました。

春から夏、避難所を訪ねて

  • 資生堂販売(株)東北支社(仙台市)は、岩手、宮城、福島の各地で、避難所のご要望に応じてビューティーコンサルタントがスキンケアやお化粧をしてさしあげる「ビューティー支援活動」を展開しました。女性のみならず男性、子どもにもハンドマッサージをさせていただき、加えて女性にはフェースマッサージなどをさせていただきました。また、化粧水、乳液などの化粧品セットを3万セットご用意し、化粧品の使い方や避難所での生活に役立つ情報をまとめたリーフレットとともにお渡ししました。この活動には東京の本社社員も359名が延べ1,626日にわたり参加し、7月末までに延べ575回を開催し、3万名を超える方々を応対させていただきました。
  • 春から夏、避難所を訪ねて

集会所で、いつも通りのお化粧を

  • 秋。避難所の閉鎖にともない、ほとんどの方が生活の場を仮設住宅に移されました。4月から夏にかけてはスキンケアとマッサージのみを望まれる方が多くいらっしゃいましたが、冬に近づくにつれて「いつも通りお化粧をしたい」という声が増えてきました。そこで、11月と1月の2回、北海道から沖縄まで全国からビューティーコンサルタントが24名ずつ集まり、仮設住宅を訪問しました。11月5日(金)6日(土)には宮城県内の仮設住宅14か所の422名の方に、1月20日(金)21日(土)には福島県内の仮設住宅13か所の334名の方に、お化粧をさせていただきました。仮設住宅の集会所をお借りして、お一人おひとりに肌のお手入れから仕上げの口紅まで、お化粧をさせていただいたところ、「日常が戻ってきたよう」「気持ちが華やかになったわ」といったありがたい声や、「また来てね」とあたたかい言葉をかけていただきました。
  • 集会所で、いつも通りのお化粧を

地域メディアへの支援

資生堂では、震災時における情報環境の重要性を考慮し、被災地に密着して情報を発信する「臨時災害FM局」と「コミュニティFM局」を支援しています。非常時におけるスキンケア情報の提供や、コンテンツの制作支援などによって、多面的なサポートを行っています。また、被災地の方々へ向けて、非常時における肌や髪のお手入れ情報をお届けするため、東北3県の地元紙に新聞広告を出稿しました。

ラジオ放送 (臨時災害FM局一覧)

災害情報を放送している岩手県、宮城県、福島県の「臨時災害FM放送局」と「コミュニティFM放送局」への支援を行っています。現地で求められているコンテンツの制作に協力しています。

臨時災害FM局一覧
※各リンクは外部サイトへ移動します。
岩手県
釜石市
かまいしさいがいエフエム86.0MHz

ラジオ放送 (歌よ、届け)

歌よ、届け

東北と縁が深い演歌。現地からも、「演歌に勇気づけられる」という声が多く寄せられています。そこで、演歌歌手の方々に復興への思いを語っていただき、代表曲とともにお届けするコンテンツを制作・提供しています。

小林幸子さん
  • 小林幸子さん

小林幸子です。
このたびの東日本大震災で被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
私の生まれた新潟県は、過去において昭和39年に大きな地震がありました。
そして、中越・中越沖地震とほんとに大きな地震が3度もありました。
そのたびに東北のみなさんが助けてくれたんです。
たくさんの人がボランティアで駆け付けてくれました。
新潟県民に、少しでも力になってやろうということで、
みなさんが助けに来てくれました。
私はそのことを忘れることができないんです。
自分がこうして避難所をまわっていることは、自分自身のためなんです。
ほんとにみなさんに恩返しをしたくて。
今回だけではなく、長く、復興には時間がかかると思います。
ですから、ずっと支援していきたいと思います。
まだまだ余震もあります。大変な状況だと思います。
でも、私の心はいつもみなさんの近くにあります。
私だけじゃないんです。みんなみんな思っています。
どうぞ前を向いて、一歩ずつ、一歩ずつです。
一緒に進んでいきましょう。
頑張りましょう。

千昌夫さん
  • 千昌夫さん

千昌夫です。
このたびの東日本大震災で被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
私のふるさと陸前高田は、言葉に尽くせぬほどの災害にみまわれました。
しかし私は歌手として、今も苦労をされているみなさんのために、
頑張って歌っていきたいと思います。
私の歌がみなさんの心に届き、少しでも元気になっていただければうれしいと思います。
「北国の春」を長く歌わせていただいてきましたが、
この曲に新しい息吹をいただいたように思います。
私はこれまで以上に頑張って歌を歌っていきます。
これからみんなで力をあわせて、またすばらしいふるさとをつくっていきましょう。

新沼謙治さん
  • 新沼謙治さん

新沼謙治です。
このたび、東日本大震災で被災されたみなさまに、心よりお見舞いを申し上げます。
僕のふるさとは、岩手県の大船渡市です。
生まれ育ったふるさとの町並みは変わってしまいましたが、
あたたかで情の深いふるさとの人の気持ちは、
時は変われど、変わらないものと信じています。
復興にむけて足並みをあわせ、あせることなく、ゆっくりと、確実に、新しいふるさとを再生していかれることを心からお祈りを申し上げます、とともに、私も参加していきます。
何よりこのようなときですので、体調をご自愛ください。

橋幸夫さん
  • 橋幸夫さん

橋幸夫です。
このたびの東日本大震災で被災されたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。
今回は現地のみなさんのみならず、
日本中あるいは世界中のみなさんが大変驚きました。
私もあの日から、毎日欠かさず流れている報道を聞き、見て、
本当に衝撃とショックを超える、大変心痛い毎日を過ごしています。
みなさまの一生懸命頑張っておられる姿で、きっと復興、復活はそんなに長くかからないのではないか、一日も早くと願っていますけれど、折を見て、私たちもできることがあればうかがいたいと思っています。
私たちの歌が、みなさまにとって少しの癒しになればと思って、
歌の機会もいただきたいと思っています。
そして何よりもみなさんは、健康を害さないように。
一生懸命復興のためにこれからもみなさんとともに歩んでいきたいと思います。
私も心から願っております。

八代亜紀さん
  • 八代亜紀さん

八代亜紀です。
このたびの東日本大震災で被災されましたみなさま、心からお見舞い申し上げます。
今回の震災で、みなさんたいへんなご苦労をされていると思います。
でも今こそ、男性ができること、女性ができること、それぞれの役割を大切にして、
どんな状況でもみなさまくじけずに頑張ってください。
いつでも応援しています。

鳥羽一郎さん
  • 鳥羽一郎さん

みなさま、お元気でしょうか。鳥羽一郎です。
今回の被災地は港町が中心で、漁師をはじめ、漁業関係者がとても大変な思いをしています。被災地では多くの人に私の歌を聞いていただいて、元気が出たと言ってくれました。逆に勇気をいただいてまいりました。
漁師から歌手となって今、みなさんのお役に立てることが、長く歌ってきてよかったなと、しみじみと思っております。これからも歌い続けます。
みなさんも諦めず、未来に向かって一歩ずつ、焦らず、進んでいっていただきたいと、こんなふうに思います。からだだけは十分注意をしてください。頑張ってください。

都はるみさん
  • 都はるみさん

みなさん、都はるみです。
東北ではいろんなところで、沢山の方の前で歌わせていただきました。この間、被災地を訪ねた時には、みなさんに「頑張って」と、かえってなんか肩をたたいてもらったりして、元気をもらってきました。そのときに「一緒の歳ですよ」とか、「はるみちゃん、また来てね」って。本当にみなさんとの再会を約束して私は帰ってきました。
やっぱりこう、ひとつひとつの生きる力というものをものすごく今、感じています。
もう一度みなさんの前で歌えるのを楽しみにしています。絶対にみなさんの前で歌いたい。本当にそんな気持ちです。
一緒にこれからも、ひとつひとつ、こつこつ、前に進んでいきましょうね。

ラジオ放送 (耳をすましてね)

耳をすましてね

なかなか気が休まらない毎日のなかでも、ほっとひと息つけるようなひとときを過ごしていただくため、子どもたちが楽しめるような絵本の朗読コンテンツを制作・提供しています。

  • コーラス
  • てがみ
  • むぎぶえ
  • びわ
  • かまきり
  • 絵本「おはなしぽっちり」
  • 作  品 絵本「おはなしぽっちり」
    (もりやま みやこ作・とよた かずひこ絵・小峰書店刊)より5話(各約5分)
    ①コーラス、②てがみ、③むぎぶえ、④びわ、⑤かまきり
    朗  読 中井貴惠
    テーマ曲 浜田真理子(♪LOVE YOU LONG)
    音  楽 遠TONE音

新聞広告

ウェブサイトに掲載した「被災地での肌と髪のケア」をもとに、非常時におけるお手入れ方法を新聞広告の形にまとめ、現地へお届けしました。読みやすい大きな文字と絵本風のイラストで構成し、必要な部分だけを切り取って保管できるようにデザインされているため、壁新聞としてもご活用いただくことができるようにしました。

  • 新聞広告4

    2011年8月21日 [PDF:1.63MB]

  • 新聞広告5

    2011年8月21日 [PDF:2.68MB]

  • 最終回では、ビューティー支援活動を通して「資生堂がみなさまに教えていただきました」という感謝の気持ちと、これからも東北の地で、みなさまの生活と心に寄り添い活動を続けますという意思をお伝えしました。

写真展「色とりどりのラブレター展」

資生堂は、2012年1月13日(金)~17日(火)の5日間、せんだいメディアテーク(宮城県仙台市)にて、写真展「あしたが、もっと、カラフルでありますように。~資生堂ヘア・メーキャップアーティストによる、色とりどりのラブレター展」を開催しました。
資生堂ビューティークリエーション研究センターでは、所属するヘア・メーキャップアーティストが自由な発想と創造力で人々に喜びや楽しさ、感動を与える創作の場である創作展を1989年以来開催してきました。3月11日の東日本大震災後、復興へ向かう東北地方を応援したいというアーティストの気持ちから、17回目にして初の地方開催として、仙台で開催しました。
写真展では、 「東北の明日が、もっと明るく、色と光に満ちたものであるように」というメーキャップアーティストの願いを込めた作品30点や、自らも被災しながら被災者のサポート活動に従事する女性をモデルとした「東北のミューズ(女神)たち」6点の展示のほか、CM撮影などで活躍するヘア・メーキャップアーティストによる写真撮影会、資生堂ビューティートップスペシャリストによるビューティーセミナーやトークショーなどを行いました。
仙台での開催後、3月には大阪ステーションシティー(大阪市)、2012年6月から7月には、JR東日本の協力のもとJR上野駅とJR品川駅の構内で同写真展を開催しました。海外では、2012年10月2日(火)~20日(土)にフランスの「パリ日本文化会館」(パリ)にて、これまで公開した作品に一部編集を加えた写真展「美しい日本の笑顔~笑顔のチカラ」を開催しました。

たすきをつなごう 資生堂ランニングクラブの支援活動

笑い声、声援、そして大きな拍手。この日、宮城県東松島市立大曲小学校の校庭はずっと歓声がつづいていました。
海の近くに建つこの小学校は、校舎の1.7mの高さにまで津波が押し寄せ、ガレキを撤去しても、しばらくは体育の授業を行うことができなかったそうです。
震災後、資生堂に手紙を送っていただいた先生とのご縁で、資生堂ランニングクラブ主催の「ジョギング教室」を開催しました。前日に宮城県で開催された全日本実業団女子駅伝大会に出場した選手たちも、資生堂がお贈りしたピンクの手袋をした359名の全校児童と一緒に校庭を走り、ひととき汗を流しました。
選手が実際に走るスピードを実感してもらうプログラムでは、懸命に選手を追いかける子どもがいました。「たすき」を渡す練習では、みんなが「たすき」を掛けたがっていました。「どうしたら速く走れますか?」「練習が嫌になったことはありませんか?」などの声が飛びかった質問コーナー。最後に、選手の「駅伝の選手になりたい人は手をあげて!」の声に、いっせいにピンクの小さな手のひらが振られました。この日、校庭には、ひとつの「たすき」でつながれた笑顔があふれていました。

たすきをつなごう 資生堂ランニングクラブの支援活動1
たすきをつなごう 資生堂ランニングクラブの支援活動2

その他の活動

チャリティーイベント支援

4月29日(土)~5月1日(日)までの3日間、ワード資生堂(東京銀座資生堂ビル9階)にて、「Artists' Action for JAPAN~東日本大震災チャリティードローイングプロジェクト」が開催されました。これは東日本大震災を支援するため、若いアーティストや芸術家を志す学生たちが中心となって立ち上げたプロジェクトで、参加を希望して集まったアーティストがその場で描いたドローイングを会場で販売しました。3日間で計549名が来場し、その収益金約60万円が日本赤十字社を通じて被災地へおくられました。

学生ボランティア支援

  • 被災地でボランティア活動に取り組むNPO団体への支援を行いました。学生ボランティアの増加が見込まれる夏休み期間に合わせて、現地で活動する3つのボランティア団体に「アネッサ」の日やけ止めを提供しました。さらに、活動時に着用していただくオリジナルの長袖Tシャツも配布し、夏場のボランティア活動をサポートしました。
  • 学生ボランティア支援

ソーシャル・スタディーズ・デーの延長

資生堂には、1年間に3日を限度に社員の社会活動を業務扱いと認める「ソーシャル・スタディーズ・デー」という人事制度があります。このたびの震災を受けて、この制度の適用を通常の3日間から7日間まで拡大することを決定し、被災地でのボランティア活動などへの参加を支援しました。

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