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マトリョーシカでもわかる、真皮幹細胞

コラーゲンも! ヒアルロン酸も! エラスチンまで!?
肌のハリのもととなる真皮幹細胞。

美しい肌をつくる真皮幹細胞

●そもそも、幹細胞とは?

幹細胞とは、分裂して自分のコピーを生み出す機能「自己複製能」と、自分とは異なる様々な細胞を生み出す機能「分化能」をもつ細胞のこと。
体が健康に維持されたり、傷が治るのは、幹細胞の働きによるものです。
医療の分野では、病気やけがで損傷した臓器や組織を幹細胞の力によって修復する「再生医療」の研究が、近年盛んに行われています。
ノーベル医学・生理学賞を受賞した、iPS細胞も幹細胞のひとつです。

●肌に存在する2種類の幹細胞

肌には、「真皮幹細胞」と「表皮幹細胞」という2種類の幹細胞が存在し、それぞれ異なる役割を担っています。

Topics

肌は上から表皮、真皮、皮下組織という構造でつくられています。

〔肌の構成成分〕
●コラーゲン:
真皮の線維を構成する最も主要なタンパク質で、構造性・弾力性を維持するための重要な役割を担っています。
●エラスチン:
肌の弾力性を維持するために重要な弾力線維を構成する主要なタンパク質です。
●ヒアルロン酸:
肌の水分維持に最も重要な役割を果たしている成分です。
加齢にともなうたるみやハリのなさなどの肌悩みには、真皮への対応が重要です。

真皮幹細胞に関する、資生堂の新知見

肌のハリのもととなる真皮幹細胞ですが、正確な存在箇所や特性、さらには加齢との関係などは研究の対象とされていませんでした。
資生堂は、2004年に真皮幹細胞の研究に着手。徹底的に研究を重ね、抗老化ソリューションにつながる新たな事実を発見しました。

存在箇所
真皮幹細胞は、血管の周りに安定して存在します。
右の画像は、肌内部の断面を顕微鏡で観察し、撮影したものです。緑色の線状のものが血管、矢印の先にある赤色の点が真皮幹細胞です。この図より、真皮幹細胞が血管の周囲に分布していることがわかります。

特性
真皮幹細胞が血管の周りに安定して存在するためには、成長因子が重要です。
※成長因子とは、細胞の増殖や分化を調節する生体内物質の総称です。
左の画像は、肌内部の断面を顕微鏡で観察し、撮影したものです。血管は緑色で示されていますが、血管のすぐ外側を赤色の成長因子が覆っているため、全体的に赤く見えます。この図より、成長因子が血管の周囲に分布していることがわかります。

加齢との関係
真皮幹細胞と成長因子は、加齢によって減少することが明らかになってきました。

資生堂はこれらの新知見をもとに、加齢によって減少する成長因子の発現に関する研究を進め、真皮の再生・修復力を高める
抗老化ソリューションの開発に努めています。ハリのある肌を、真皮から実現できる時代が、すぐそこまで来ています。

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