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ランゲルハンス細胞のつぶやき # 肌の免疫力

肌みずから美しくなろうとする力の鍵を握っているのは、「ランゲルハンス細胞」でした。

肌の免疫機能と、資生堂の研究

私たちが健康に生活できるのは、 体内に入り込んだ異物を排除する「免疫機能」をもっているため。
特に、外界と最も接している臓器である「肌」には、さまざまな刺激や異物から体を守る免疫機能があります。

資生堂は、肌がダメージを受けた時に本来の健康な状態に戻ろうと働く「ホメオスタシス(生体恒常性)維持能力」を向上させることが、
美しい肌につながると考えています。そのホメオスタシス維持能力の一つである免疫機能を司るのがランゲルハンス細胞。
ランゲルハンス細胞についての、資生堂の独自研究とその成果をご紹介します。

ランゲルハンス細胞は
肌の免疫機能の主役

ランゲルハンス細胞は、肌の表皮の上層に存在しており、表皮全体の細胞数の2~5%を占めています。それぞれ、突起を伸ばし合って網目状のネットワークを形成。それによって、異物の侵入を察知します。
ランゲルハンス細胞は、下記の2つの機能を果たすことによって、肌のホメオスタシスを保ち、みずから美しくなろうとする力を高めます。

  • 表皮(上層)の染色写真

    表皮(上層)の染色写真
    (緑色に光っているのが
    ランゲルハンス細胞)

  • ランゲルハンス細胞

    ランゲルハンス細胞
    (樹状細胞)
    イメージ図

機能 1

指令機能
ばい菌や有害物質といった異物が体内に侵入すると、防御態勢を整える指令を出します。
異物の侵入を感知したランゲルハンス細胞は、基底膜の下まで移動して他の免疫細胞に異物を攻撃するよう指令を出します。
指令機能

機能 2

自己防衛機能
紫外線や乾燥などの日常的な刺激に対する過剰な反応を速やかに鎮静化して、慢性的な炎症が起こらないように防御します。
肌に外的刺激が与えられると、肌内部に炎症などの肌トラブルを引き起こす刺激応答因子が出現します。それを感知すると、ランゲルハンス細胞を覆っている鎮静化酵素(CD39)が直接その因子を攻撃して、自己防衛をはかります。
自己防衛機能

自己防衛機能と「加齢」との関係

資生堂は、自己防衛機能の加齢による変化を調査し、ランゲルハンス細胞の鎮静化酵素の量は若年層(26-30歳)より、マチュア層(49-58歳)が著しく減少しているという結果を得ました。

このことにより、刺激応答因子を鎮静化する自己防衛機能は加齢によって低下することを見出したのです。

ランゲルハンス細胞の鎮静化酵素(CD39)の解析結果
資生堂は、加齢で機能低下したランゲルハンス細胞に直接働きかけ、自己防衛機能を回復させることで肌の免疫力を高める成分を開発。肌本来の健康な状態に戻ろうと働く力を維持し、健やかで美しい肌の実現に向けた新たなソリューション開発を進めています。

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