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2019年2月 雑誌広告<br/>ONE ON ONE<br/>ゲスト:大池水杜(自転車BMX選手)
2019年4月 雑誌広告<br/>ONE ON ONE<br/>ゲスト:上田桃子(プロゴルフ選手)
2019年6月 雑誌広告<br/>ONE ON ONE<br/>ゲスト:大迫傑(陸上競技選手)
いい顔に迫る資生堂クロストーク「ONE ON ONE」vol.17
ラグビー選手 桑井 亜乃 × 女優 吉岡 里帆
最初は本当に下手だった
吉岡 うわー、カッコいい! フィギュアみたいに引き締まった体型をされてますよね。
桑井 いえいえ(笑)。
吉岡 一番カッコいいと思う筋肉はどの部分ですか?
桑井 腕だと思います。触ります?
吉岡 いいんですか? めっちゃ凄い! 男前な腕ですね!ラグビーをやる前にいろいろなスポーツをされてきたそうですけど、この体型はラグビーで鍛え上げたものですか?
桑井 そうです。体はもともとがっちりしてたんですけど、さらに逆三角形になったのはラグビーのおかげだと思います。
吉岡 ラグビーは危険を伴う一面もあるスポーツだと思いますが、なぜラグビーをはじめたのか、そのきっかけを教えてください。
桑井 大学時代は陸上競技の投てき種目をやってたんです。でも授業で初めてラグビーに接して、あ、こんなに楽しいスポーツがあるんだなって。その後、大学2年生の時に7人制ラグビーがオリンピック種目になり、ラグビーの先生に誘われたこともあって、大学を卒業してからチャレンジしてみました。
吉岡 ラグビーをはじめたのは、ほかの選手と比べて遅めですよね。その差は感じなかったですか?
桑井 いえ、凄く感じました。最初は本当に下手くそで、体力もなかったし、心が折れそうになることもあったんですね。でも自分でやると決めたことなので、途中で挫けたりせずに、早く追いつかなきゃ、早く追い越さなきゃと思いました。
吉岡 競技をはじめて、わずか2年で日本代表入りされたんですよね。ラグビーをやる前の競技経験がきっと活かされたんでしょうね。
桑井 そうですね。いろんなスポーツができてよかったと思いますし、たとえば体幹の強さは、投てきで鍛えたものがそのままラグビーに活かされたような気がします。ラグビーの楽しさも、小さいころからラグビーばかりしていたら、気づけなかったかもしれません。
吉岡 いろいろな競技をしてきて、ラグビーが一番面白いですか?
桑井 一番面白いです。
吉岡 その中でも7人制ラグビーの面白さはどういうところにありますか?
桑井 展開が速くてスピーディーなところです。トライを獲ってもすぐ取り返されたり、あとスペースが広いので1人ひとりの役割が大きかったり。だから観ていて、好きな選手を見つけやすいです。あ、いた! みたいな(笑)。
吉岡 亜乃さんはポジション的に言うと、どんな役割を担ってるんですか?
桑井 私はフォワードのプロップというポジションなので、3人でスクラムを組む7人制では、両サイドのどちらかにいてバーンとスクラムを組んだり、ラインアウトの時にジャンプする人を持ち上げたりします。
吉岡 なるほど!近くで観てみたいなあ。
支えてくれる人たちへ恩返しを
吉岡 日ごろはどういうトレーニングをされてるんですか?
桑井 今は4月の大会に向けて、午前はグラウンド、午後もグラウンドに出て、その後にウェイトトレーニングという1日の流れです。
吉岡 なかなかハードですよね。毎日のトレーニングは大変だと思いますが、モチベーションはどうやって保たれてますか?
桑井 2016年のリオデジャネイロ・オリンピックで、結果が出せなかったことが大きいです。このままじゃダメだなと思ったので。東京では結果を残さないといけないなと思ってます。
吉岡 東京オリンピックではどんなプレーを見せたいですか?
桑井 リオにも家族が来てくれたんですけど、常に支えてくれているのは家族なので、しっかり勝って、まずは家族にいいところを見せたいなという気持ちです。家族だけでなく、ラグビーをはじめた時からいろんな人に支えてもらってきて、結果を出すことで、そういった人たちにも恩返しができればなと思います。
吉岡 亜乃さんは本当に謙虚な方だなぁ。では、達成感を得られる瞬間は?
桑井 やっぱり試合に勝った時ですね。日本でも、アジアでも、世界でも、試合に勝たないと面白くないと思うので、練習でしっかり準備をして、それをちゃんと試合で出して勝った瞬間に、大きな達成感があると思います。
吉岡 東京オリンピックに向けて、何か克服したいことはありますか?
桑井 今、サクラセブンズの平均年齢は22歳くらいで、私はベテランの域に入ってるんです。だからいろいろな経験値を積んでおきたいなと思って、ラグビー以外のことにも挑戦しようと思ってます。栄養のことや睡眠について勉強したりして。ベッドの横に置いておくと、自分の寝息を録音できるアプリがあるんです。それで睡眠の質を確認していたら、私のいびきって凄いなと思って(笑)。
吉岡 あはは(笑)。でも疲れてたら、そうなりますよね。日々体を酷使されてると思いますし。
悔しさをバネにする
吉岡 亜乃さんは後輩の方にすごく優しいという話をうかがいましたけど。
桑井 うそ! 本当ですか?(笑)。
吉岡 後輩に優しくて、女子力が高いって(笑)。後輩の方とコミュニケーションはよく取られてるんですか?
桑井 取りますね。年齢が開きすぎてしまって、若い子たちが何を考えてるのか、話さないとわからないんです。
吉岡 同感です。私もティーンの子たちと仕事をしていると、今はそんなものが流行ってるんだって、ショックを受けることがけっこう多くて。まだ20代なのに(笑)。
桑井 私もぎりぎり20代なんですけど、何やってるんだろうと思って調べてみて、ああ、そういうことかみたいな(笑)。だから練習でも、練習以外の場所でも、なるべく話すようにしています。
吉岡 年齢を重ねるごとに、自分が引っ張っていかなきゃって思うようになりますよね。最近、私も思います。共演するみんなで話せるような共通の話題を作らなきゃなとか。後輩に信頼されるのもうれしいですよね。甘えてきてくれたりすると、うれしくないですか?
桑井 うれしいです。よっしゃ! と思って。
吉岡 やっぱりいい先輩です(笑)。これからラグビーをやってみたいと思う若い人たちに対して、ラグビーの楽しさを伝えるとしたら、なんと伝えますか?
桑井 観るだけでもすごく楽しいので、まずは観てもらって、特に2019年は男子ワールドカップが日本で開催されるので、観て興味を持ってもらえたらなと。興味が湧いて、実際にやったらその魅力にはまると思うので、そうやってプレーしてみたいと思う子がひとりでも増えたらいいですよね。東京オリンピックで私たちがグラウンドを駆け回る姿も、ぜひ観ていただけたらと思います。
吉岡 楽しみですね。
桑井 国内ではまだラグビーのできる場所が少ないので、みなさんがラグビーをしているところに私もできるだけ行って、その楽しさを伝えられたらなと。特に小さい子たちのところには行きたいなと思います。
吉岡 うれしいですよね、亜乃さんが来てくれたら。これまでの競技生活では、もちろん楽しいことだけじゃなく、辛いことや悔しいこともあったと思います。
桑井 そうですね。リオまでの練習は、ラグビーをしたというよりめちゃくちゃ走ったというイメージが強くて、これ何のスポーツだっけってみんなが言い出すような過酷なトレーニングが続いたんです。メンタルが崩壊しそうになるキツい練習もありましたけど、それでも試合に出られない方が私は悔しいなと思って。どんな練習もするから、試合には絶対に出たいと思いました。そういうこと、ありませんか?
吉岡 あります。私も人にちゃんと観てもらえる場所にいることが、第一歩だといつも思っているので。そのためには悔しい思いもしていくべきですよね。
桑井 じゃあいっしょですね(笑)。
吉岡 いっしょだと思います(笑)。