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株主のみなさまへのご案内

株主さまミーティング(札幌)

個人株主のみなさまとのより良いコミュニケーションの確立を目指した取り組みとして、「株主さまミーティング」を開催しています。この「株主さまミーティング」は、日本各地にお住まいの株主さまにご参加いただけるよう、さまざまな地域で定期的に開催しています。
第7回は、2015年2月20日(金)に札幌市で開催いたしました。ミーティングの中で資生堂がご案内した情報や、その後の質疑応答の様子をご案内いたします。

概要

  • 日時:2015年2月20日(金) 14時~16時

  • 会場:札幌グランドホテル

  • ご参加者:主に札幌近郊に在住の株主さま28名

  • 会社出席者

執行役員 直川 紀夫

直川 紀夫

執行役員
最高財務責任者
財務、IR、情報企画担当
内部統制担当

当日のプログラム

  • プレゼンテーション
  • 質疑応答

中長期戦略「VISION 2020」

資生堂は、2014年12月17日に中長期戦略「VISION 2020」を発表し、資生堂をこの先50年、100年続く会社にするために、まず2020年までにどのような会社になっていたいのか、そのめざす姿と数値目標や、その実現に向けた具体的な取り組み事項をご案内しました。札幌での株主さまミーティングでは、主に「VISION 2020」の内容を、当社の執行役員最高財務責任者の直川からご案内しました。
このウェブサイトでは、2014年12月17日の発表会(発表者:取締役執行役員社長 魚谷 雅彦)の動画を配信しています。ご興味のある方は、ぜひご視聴下さい。

主な質疑応答内容

「資生堂の概要と長期戦略」をご案内した後は、40分ほどご出席の株主さまからのご質問にお答えする時間を設けました。ミーティングへの参加のお申込みの際にお寄せいただいたものも含め、予定の時間いっぱいまでご質問に回答しました。その質疑応答の主な内容をご案内いたします。

主な質疑応答内容

「医療分野への参入や美容機器メーカーとの共同開発など、新たな分野への進出は?」

  • 異業種への多角化の方向性として、医療分野への積極的な進出は考えていないのか?(男性)
  • 皮膚科や美容外科分野への進出も考えられるのでは?(女性)
  • 美容機器メーカーなどとの共同開発を進める予定は?(男性)

資生堂では、医療分野への展開も進めています。その一つの例として、カナダのバイオベンチャー企業であるレプリセル社から技術を導入し、毛髪の再生医療の事業化を進めています。これは、脱毛症や薄毛に悩む患者さまの頭皮組織をごく少量採取し、そこから抽出した「底部毛根鞘細胞」を培養して患者さまの脱毛部位に移植(注入)することで脱毛部位の健康な毛髪の成長を促す技術で、一度の施術で効果が持続することや、男女どちらの患者さまも対象とすることができます。
皮膚科とのコラボレーションということでは、敏感肌用化粧品の開発の際の協力や、資生堂で発売している敏感肌用化粧品のサンプリングを実施いただくなど、ネットワークを活かした取り組みを行っています。また、「南青山皮膚科 スキンナビクリニック」という、資生堂の寄付で設立した医療法人財団「花椿会」が運営するクリニックがあります。このクリニックでは、最先端の美容医療技術に女性の肌を追及し続けてきた資生堂の研究成果を結集し、医療機関向け化粧品「ナビジョン」や最先端の肌分析機器・美容ソフトなどを生かし、地域医療に貢献する皮膚疾患の保険診療と、完全予約制・個室で外科的手術を伴わない美容皮膚医療を行う自由診療の双方を行っています。
さらに資生堂では、これまでも美容機器について複数のメーカーとコラボレーションを行ってきました。現在、家電業界では「美容家電」というジャンルが確立されつつあり、各社から家庭用のエステ機器やヘアケア機能を備えたヘアドライヤーなどが発売されていますが、これからも積極的に美容家電業界とのコラボレーションを進めていきたいと考えています。

「為替の変動の影響は?」
「海外で事業を行うことのリスクについて、どうヘッジしているのか?」

  • 円安がほぼ定着したように思われるが、資生堂の業績にはどのような影響があるのか?(男性)
  • 売上ウェイトが高い中国は、政変などが起こるリスクがあると思う。対策は?(男性)
  • 「中国市場に頼り過ぎない」という観点から、近い将来人口が中国を上回ると言われているインド市場について、どのように対応していくのか?(男性)

資生堂では、為替リスクのヘッジという観点から、主な通貨圏ごとに生産と販売がほぼバランスするようなビジネス構造としています。このため、為替変動の影響は、主に連結決算の際に海外の業績を日本円に換算する際の換算差としての影響にとどまります。円高傾向にある場合は換算の際に不利な方向に働くため見かけ上の連結業績は悪くなり、逆に円安傾向にある場合は見かけ上の連結業績は良くなりますが、いずれの場合も実損益への影響は限定的であると言えます。
また、それ以外の影響要素として、原油価格の変動も見ておく必要があります。原油価格が低下すれば、資生堂にとっては原材料価格の低下という形でプラスに作用します。ただし、原油価格の推移が資生堂の業績に影響するまでには、半年間から1年間程度のタイムラグが発生しますので、現在の原油価格の低下が資生堂の業績に影響してくるのは、2016年度以降となる見通しです。
中国におけるビジネスリスクについては、これまでのミーティングでもご質問やご意見が寄せられています。中国には急激な事業環境変化のリスクがあることから、資生堂では、リスク分散の観点から海外における「次の柱」の育成にも取り組んでいます。すでに子会社で展開し成果が上がっているロシア、成長期待の大きいブラジル、インド、インドネシア、などにおいてビジネス基盤を確立すべく、資金を投入しながら早期育成を図っています。
ご質問のあったインドは、国内での経済格差が大きく、まだ化粧品市場は成熟しきっていないと捉えています。当社と現地の会社の合弁子会社も設立しており、今後力を入れていく市場ではありますが、そのタイミングはもう少し先になると考えています。アジアの中では、インドネシアの方が化粧品市場の成熟が進んでいますので、先にインドネシアの方に力を入れていくことになります。なお、インドネシアにも昨年合弁子会社を設立しました。

主「為替の変動の影響は?」「海外で事業を行うことのリスクについて、どうヘッジしているのか?」

この図表は、国別のビューティー & パーソナルケア市場の規模と、それぞれの国のGDP、そして国民の中位年齢を示したグラフです。市場の大きさは、右側のエリアに示される先進国の中ではアメリカと日本が大きく、左側に示される新興国の中では、中国とブラジルの規模が大きくなっています。日本のビューティー&パーソナルケア市場の大きさが、約390億ドル、アメリカは約733億ドル、中国は442億ドル、ブラジルは約429億ドルです。このグラフに出てくるような市場規模の大きな国と地域には、資生堂はすでに進出し、そのビジネス基盤を固めています。
ただしブラジルでの当社の売上はまだ小さく、今後拡大の余地が大きいと考えています。
資生堂では、アジアや欧米のほか、中東やアフリカにも販売拠点を広げた結果、2014年12月末日現在で資生堂ブランドを展開する国と地域は89(日本を含む)となっています。海外売上比率が50%を超えており、今後も国やエリアに合わせたブランド展開を進めることで、海外市場での成長性を確保していきます。

「日本市場での新たな顧客接点開拓として、Eコマース強化以外に方策は考えていないのか?」
「2020年のオリンピックが終了した後に起こると言われる“反動不況”への備えは?」

  • 今の日本は格差社会により中間層が減少し、その影響で小売店の数が減っている。資生堂では新しい顧客接点としてEコマースに力を入れていくとのことだが、その他の接点拡大策は考えていないのか?(男性)
  • 2020年にオリンピック・パラリンピックが終わった後に、反動不況が来る可能性が高いと言われている。対応策は?(男性)

日本で店舗数の縮小が進んでいるというご指摘は、資生堂としても実感しているところです。特に都市部での化粧品専門店の減少が顕著であると感じています。どんなに情報化が進んでも、実在の店舗でのお買い物を希望されるお客さまは一定数存在し続けると考えていますので、店舗数の縮小に歯止めをかける取り組みを引き続き行っていきます。また、強みを持つ小売店さまと手を組むことで、新たな顧客接点を創出することも考えています。
また、2020年以降の日本国内の経済環境については、多くの企業が2020年を一つの節目にしているだけに、何らかの反動があるのではないかという推測が成り立つのかも知れません。資生堂は、海外での売上が連結売上高の50%を超えており、これによりリスク分散を図っているという面もあります。一つの国や地域だけに依存するのではなく、複数のエリアで売上や利益を得られるビジネス基盤を構築し、併せてその時々の状況に応じて重点的に投資する先を機動的に変更することができるに体制を整えることで、仮に日本国内において反動不況が発生してもそれを別のエリアでカバーしていけるよう、ポートフォリオマネジメントを強化していきます。

「今後の株主優待は?」
「自己株式の取得をする予定はないか?」

  • 以前の優待品のオリジナルフレグランスが「特別なギフト」という感じがして好きでした。今後の株主優待はどのようなものになっていくのでしょうか?(女性)
  • 1年以内ぐらいの近い将来で自社株買いをする予定はありませんか?(男性)

資生堂の株主さま優待は、「単に資生堂の製品をプレゼントするだけの制度」ではなく、株主さまに資生堂を知っていただくためのコミュニケーションの一環であると位置づけています。このことから、毎年3月31日現在当社株式を1,000株以上かつ1年間超保有している株主さまを対象として優待制度を実施しており、2010年から2012年は「水の香」をテーマとしたオリジナルのオードパルファムを、2013年および2014年は資生堂の世界観をお伝えする株主読本とその株主読本で取り上げたテーマに沿った付録(資生堂グループ製品)を、対象となる株主さまに進呈してきました。
過去のミーティングでも、優待品の内容を株主さまにお選びいただける仕組みにして欲しいといったご意見をいただいてまいりましたが、これを反映し、2015年度(2015年7月末以降発送予定)の株主さま優待から、資生堂グループ製品のいくつかの選択肢の中から株主さまのお好みで優待品をお選びいただく形式に変更することとしました。具体的な内容につきましては、2015年6月下旬に対象の株主さまに送付するご案内状に記載してお知らせいたします。
自己株式の取得については、株主さまへの利益還元の重要な選択肢の一つであると考えています。資生堂の利益還元方針では、「中期的に連結配当性向40%を目安とし、これをベースとしつつ安定性も重視した現金配当を主体とするとともに、自己株式の取得についてはフリーキャッシュフローのレベルや株式市場の状況を勘案しつつ、機動的に行う」こととしています。自己株式の取得は、余剰資金を株主さまに払い戻すというのが本来の姿であり、株価対策のために行うものではないと考えていますし、格付けの悪化とそれに伴う借入金の金利上昇の可能性など財務戦略上のマイナス影響の可能性もあることから、総合的に判断する必要があると考えています。
具体的な実施予定の有無などにつきましては、インサイダー情報に該当しますので、会社として正式に決議した後に遅滞なく情報開示を行います。

「国内の競合他社と比べて株価水準が低い。」
「ROEや営業利益の目標なども、他社と比べると少し見劣りするのでは…」

  • 国内の競合他社と比べて、株価水準が低いように思います。他社のように、株価4,000円台といった水準に乗せていくことは考えているのでしょうか?(男性)
  • 資生堂には頑張って欲しい。今日ご案内いただいた2020年の営業利益目標やROE目標についても、競合他社と比べると少し見劣りするので、より高い目標を掲げて、達成に向けて邁進して欲しい。(男性)

株価について他社と比較する場合には、発行済株式総数の規模の違いもあるため、株価だけを取り上げて比較するのではなく、時価総額で比較してどうかといった視点でも見ていただきたいと考えています。一方で、資生堂の現在の株価や時価総額は、過去最高水準であった2007年10月(当時の株価:2,805円)に比べると低い水準にとどまっており、株主のみなさまにご満足いただける数字ではないと捉えています。社長をはじめ経営陣一同、常に重大な関心を持って株価の動向を注視しており、業績の向上と適時・適切な情報発信を通じて、適正な株価形成を進めてまいります。
業績の向上と株価の関係という観点で見た場合、過去10年の傾向では、資生堂の株価は、営業利益に最も連動しています。したがって、営業利益を重視するのと併せて、経営効率という観点からROEという指標も重視する必要があると考えています。これまで資生堂は、ROEについて言及することはあまりありませんでしたが、「VISION 2020」では、売上高や営業利益と併せてROEの目標についてもご案内しています。ROEについては、2020年に12%を目標とすることをご案内していますが、この12%超という数字は通過点であると考えており、グローバルの競合企業と伍して戦える水準まで高めていきたいと考えています。
売上高や営業利益、営業利益率などについては、現在お示ししている見通しを確実に達成することが重要であると考えています。また、継続的に売上高や営業利益、営業利益率を上げていくことができるようになることが重要であると考えており、これを確実に実行してまいります。

お問合せ先

  • 電話:03(6218)5418(平日9時~17時15分)

  • メール:irmail@to.shiseido.co.jp(24時間受付)

ご参考

この株主さまミーティングは、以下のとおりご出席希望の株主さまを募集いたしました。

  • 株主さまミーティング(札幌)

日時:2015年2月20日(金)14時~16時(開場13時30分)
会場:札幌グランドホテル 北海道札幌市中央区北1条西4丁目
募集:50名さま程度
応募締切:2014年12月31日(水)(郵便:当日消印有効・eメール:当日受信有効)

ご応募の対象者は2014年9月30日現在100株以上の株式をお持ちの株主さまご本人のみとさせていただきました。

過去の実施結果

  • 株主さまミーティング(名古屋)

2014年9月12日(金)に名古屋で開催した株主さまミーティングの様子や意見交換の内容は、こちらをご覧ください。

  • 株主さまミーティング(さいたま)

2014年2月6日(木)にさいたまで開催した株主さまミーティングの様子や意見交換の内容は、こちらをご覧ください。

  • 株主さまミーティング(神戸)

2013年9月6日(金)に神戸で開催した株主さまミーティングの様子や意見交換の内容は、こちらをご覧ください。

  • 株主さまミーティング(福岡)

2013年2月8日(金)に福岡で開催した株主さまミーティングの様子や意見交換の内容は、こちらをご覧ください。

  • 株主さまミーティング(名古屋)

2012年9月7日(金)に名古屋で開催した株主さまミーティングの様子や意見交換の内容は、こちらをご覧ください。

  • 株主さまミーティング(大阪)

2012年2月9日(木)に大阪で開催した株主さまミーティングの様子や意見交換の内容は、こちらをご覧ください。

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    当ホームページに掲載されている内容のうち、歴史的事実でないものは、資生堂の将来に関する見通しおよび計画に基づいた将来予測です。これらの将来予測には、リスクや不確定な要素などの原因が含まれており、実際の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる可能性があります。

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