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2019年02月04日

発行元:(株)資生堂

経営・業績

資生堂、新工場を福岡県久留米市に建設

~国内外の化粧品需要拡大、今後の成長に対応~

資生堂は、福岡県久留米市に新たな生産拠点「資生堂九州福岡工場(仮称)」(以下、九州福岡工場)を建設することを決定しました。同工場は主に国内外向けのスキンケア製品の製造工場として、2021年度中の稼働を予定しています。なお、投資額は約400~500億円を見込んでいます。

生産能力増強の背景

資生堂は、中長期戦略「VISION 2020」(2014-2020年)で掲げる「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、全社一丸となりさらなる成長の実現に取り組んでいます。
生産戦略においては、現在全社的なマーケティング戦略と連動しながら、グローバルな視点でサプライチェーン戦略の構築を進めており、原価だけでなく、リードタイムや在庫、原材料調達など様々な要素を加味し、グローバルで展開している各工場にて、柔軟に対応できる体制づくりを進めています。そうした中、国内外の化粧品需要拡大に対応し、今後の更なる成長性を確保するため、中長期的に安定した供給体制の確立が不可欠と判断し、現在建設中の那須工場、大阪新工場(仮称)に続き、新たな工場の建設を決定しました。なお、現在建設中の工場、九州福岡工場建設、既存工場の増強を合わせ、約1,700億円超の投資となる見込みです。

九州福岡工場について

新工場は、需要が拡大するスキンケア商品の生産を担う拠点として、国際規格ISO22716に準拠し、高品質で安心・安全な商品を生み出します。次世代型工場として、IoTなどの最先端の技術や最新の設備を活用しイノベーションを生み出していきます。また、当社の強みであるこれまで培ったものづくりの技術、匠の技を継承し、高い生産性と人に優しい工場を実現します。BCP対応を可能としながら、周囲の山々や河川と調和し、環境に配慮した工場をめざします。

※このリリースに記載されている内容は発表時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご留意ください。