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2019/11/21

【知って、なるほど化粧品】シワは、なぜできるの?

【知って、なるほど化粧品】シワは、なぜできるの?

「シワ」は、年齢と人生経験を重ねた証。そうは言っても、本当はできるだけ少ない方がうれしいと思っている人は多いのでは。
「シワの原因は?」「予防方法は?」といった気になる疑問に、資生堂の研究員がお答えします。

Q.シワの原因は?

A.シワの原因は、さまざま。5つの主な「シワのもと」をご紹介します。

  • 加齢による肌の弾力低下
  • 加齢による乾燥(肌の水分保持力の低下)
  • 気温や湿度の低下による乾燥
  • 紫外線による真皮や表皮へのダメージから起こる弾力低下
  • 加齢による女性ホルモン量の低下

このように、乾燥、紫外線、加齢による表皮や真皮の変化によって肌にシワが刻まれてしまうのです。

Q.しわに種類はあるの?

A.しわは、「乾燥ジワ」「紫外線ジワ」「表情ジワ」の3つに大きく分けられます。

乾燥ジワ

乾燥による肌表面のカサつきからできる、ちりめん状や線状のシワ。
そのまま放っておくと、シワの数が増えてつながり、大きなシワの原因になります。

紫外線ジワ

紫外線による肌ダメージでできるシワ。肌のハリを支える真皮において、
コラーゲンが減少しエラスチンが劣化することにより、大きなシワになります。

日中の紫外線対策なしで、長年の間、日差しに当たり続けた肌の例(額・目じり部分)
標高3,000m前後の高地(赤道に近く、非常に紫外線が強い地方)に住む43歳の女性


表情ジワ

笑った時の目尻のシワのように、表情の変化による「肌の折りたたみ跡」からできるシワ。
10代・20代のハリのある肌では、折りたたみ跡は肌の弾力によってすぐに元に戻りますが、 加齢や紫外線ダメージで弾力を失った肌は柔軟性が低く、跡が消えずにシワになってしまいます。

<年齢別のシワの特徴>

<シワ定着の過程>

Q.シワを予防する方法は?

A.シワの種類別の予防法を紹介します。

乾燥ジワの予防法

保湿機能の良い角層を育む
うるおいでハリのある肌をもたらす、日々の保湿ケアが大切です。特に気になる部分には、 化粧水をたっぷり含ませたコットンマスクを5分程行うと効果的です。

紫外線ジワの予防法

日中の紫外線から肌を守る
紫外線は、シワだけでなく肌の老化の原因でもあります。紫外線ケアに特化したアイテムを使用し、しっかり紫外線対策をすることで、若わかしい肌を保ちましょう。

大豆イソフラボンやローヤルゼリーを含む食品を摂取するなど、内側からのケアもおすすめです。

紫外線対策について、さらに詳しく知るならこちら!

正しい紫外線対策をしよう
日焼け止めはPA++++へ

表情ジワの予防法

肌の柔軟性を保つ+表情の癖を直す
保湿ケアで肌の柔軟性を保つことはもちろん、眉をひそめたときにできる眉間のシワや、目を細めたときにできる目尻・目の下のシワなど、無意識のうちにしてしまう表情の癖にも気をつけましょう。

Q.できてしまったシワはどうしたらいいの?

A.できてしまったシワを完全に消すことは難しいのですが、保湿や抗シワ効果のある美容液などできちんとケアを続けることで、乾燥による小ジワを目立ちにくくすることは可能です。さらに、シワの予防だけでなく、できてしまったシワを深刻化させないために紫外線対策は毎日しっかり行いましょう。

まとめ:スキンケアの基本「保湿ケア」と「紫外線対策」が大切

若々しい印象をこれからも保つために、毎日のていねいなスキンケアとしっかりとした紫外線対策を欠かさず行いましょう。

photo:shutterstock
●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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資生堂研究員

資生堂研究員

研究員

資生堂の研究開発は1916年に始まり、品質と安全を最優先に、最新の皮膚科学と処方開発技術に基づいて開発を実現してきた。世界中の化粧品開発者が目標にする研究発表会「IFSCC」では、世界最多の受賞。
http://www.shiseidogroup.jp/rd/

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