商品に関わるすべてをデザインする仕事

HAKU」、「エリクシール」、「マキアージュ」の国内向けのパッケージデザインを担当しています。商品自体のデザインはもちろん、外箱や小さなラベルまで、商品に関係する全てのものをデザインする仕事です。仕事の流れとしては、まずマーケティング部門から私たち宣伝・デザイン部へ仕事の依頼があり、「どんな商品で、どんな価値をお客さまに届けたいのか」を説明してもらい、ブランドのイメージを統括するディレクターが定めたコンセプトに沿ってデザイナーの私がカタチにします。目指しているのは、商品を手に取ったお客さまがときめき、気持ちが高まるようなデザインです。そのためには、ターゲットユーザーの嗜好性やライフスタイル、トレンドに合わせた情報収集などの綿密な裏付けをもとにスケッチを重ねていきます。

感度を磨き、未来のトレンドを読み取る 感度を磨き、未来のトレンドを読み取る

妥協せずに送り出す商品だから、愛しく思える

パッケージデザインの醍醐味は、新しい技術や中味を実際に目にみえる形で具現化できることに尽きます。商品の本質を見つけ、たくさんの試作を作って検討し、容器メーカーなどの取引先の方々と共に納得のいくまでブラッシュアップを続けます。商品をより良いものにするために、ときにはこちらからマーケティング部門に提案し、採用されることもあります。お客さまが商品を購入される際、店頭の多種多様な商品から資生堂商品をどんな商品なのかをスピーディに理解していただくためには、商品のデザインは非常に重要な要素です。納得のいくデザインを固めるためにはマーケティング部門や取引先と議論しあうこともあり、道のりは決して平坦ではありませんが、だからこそ自分がデザインした商品が発売され店頭で並んでいると、自分の子どものように商品を愛おしく感じます。

チャレンジを恐れず、個性的なメイクを提案 チャレンジを恐れず、個性的なメイクを提案

デザインには「伝える」力も欠かせない

資生堂で成長できたと感じる部分は、自分の思いを人へ伝える「方法」と「時間への意識」です。たとえば、入社当初には、デザインの打ち合わせで自分の考えをディレクターやマーケッターに伝えることに苦労したものです。自分の思いを100%伝えるためには、イメージを絵で表すだけではなく、言葉で伝えるスキルもデザインにおいては重要です。今でも完璧に伝えきれているかというと難しいところですが、打ち合わせまでに相手に伝わる言葉を徹底的に探し準備することで、以前より思いが伝わるようになりました。また、打ち合わせでは自分だけでなく相手の時間も使っていることを忘れてはなりません。打ち合わせの精度を高め、自分と相手の時間を無駄にしないために、一回一回の打合せが真剣勝負という意識で伝える方法を改善していきたいと思います。

ヴラドゥ オアナVrado Oana ヴラドゥ オアナVrado Oana

塚本 康博Tsukamoto Yasuhiro

就職活動は自分を見つめ直し、未来へつなぐ大切な時間です。社会に出て働く前に、自分が今後どうなりたいか、何をしたいのかをよく考えてみてください。また、自分について考える中で、自分の「武器」になりそうなものを見つけることも大切です。みなさんとこれからの資生堂の価値を作っていける日がくるのを楽しみにしています。