コース紹介

JLPGAコースセッティング担当 中野晶プロのコース解説
選手の様々な適応能力と総合力を求めるセッティングに!

戸塚カントリー倶楽部は歴史あるコースで、都心に近く、過去にも日本女子オープン競技など多くのトーナメントが開催しており、非常に難度が高いです。高度な戦略性が求められ、起伏に富んだ地形や傾斜のある砲台グリーンなどがあり、スコアを出すためにはグリーンに向かうショットの正確性がとても重要です。

今大会も、2022年度に引き続き、4日間通して選手のあらゆる技術を引き出せるようなセッティングをいたしました。ティーショットの球筋、アングル、セカンドショットのクラブ番手、ピンポジションを常に考え、自分の持てる技術を活かしてどう攻略していくのか、様々な適応能力と総合力が求められると思います。

コース解説
中野 晶(JLPGAコースセッティング担当)

戸塚カントリー倶楽部 西コース
Totsuka Country Club West Course

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No Yard Par
1 426 4
2 496 5
3 391 4
4 340 4
5 180 3
6 413 4
7 549 5
8 171 3
9 380 4
OUT 3,346 36
10 381 4
11 202 3
12 333 4
13 492 5
14 147 3
15 410 4
16 538 5
17 392 4
18 364 4
IN 3,259 36
合計 6,605 72

No.1

426Yards/ Par4

ティーショットが約20ヤード打ち下ろしのパー4。フェアウェイの幅が広めだが、スターティングホールなので、丁寧に打っていきたい。

No.2

496Yards/ Par5

No.3

391Yards/ Par4

第2回大会から距離を伸ばしたが、長くは感じないと思う。次の4番ホールもだが、キッチリ攻めてバーディーを取っていきたい。

No.4

340Yards/ Par4

No.5

180Yards/ Par3

ティーイングエリアとグリーン上で風の感じ方が違うホール。カップが手前に切られた時はグリーン手前のバンカーに入る可能性が高くなり、難度が上がる。

No.6

413Yards/ Par4

勝利のキーホール

第2回大会から距離を伸ばした。アウトコース最難関になりそうなキーホール。

No.7

549Yards/ Par5

今大会から35ヤード伸ばしたS字打ち上げのパー5。右にカップが切られている時は、より正確なボールコントロールが必要。右にボールを落とすと、ボギーもしくはダブルボギー以上叩くこともある。

No.8

171Yards/ Par3

No.9

380Yards/ Par4

左サイドに林、右サイドにフェアウェイバンカーが効いており、狭く感じるホールなので、レイアップする選手が多くなるかもしれない。ドライバーでバンカーを越えて、フェアウェイキープが出来たらバーディーチャンスに付けやすくなる。

No.10

381Yards/ Par4

1番ホールと同様にティーショットが打ち下ろしのホール。グリーンの傾斜に注意しながら、丁寧に攻略したい。

No.11

202Yards/ Par3

距離のあるパー3。無理は禁物、グリーンセンターを狙ってしっかりパーセーブしたい。

No.12

333Yards/ Par4

左右の林があり、狙いが狭く感じる。ティーショットをグリーン面が見えるフェアウェイにしっかり打たなければならない。そして、奥からの傾斜が強いグリーンにも注意が必要。

No.13

492Yards/ Par5

No.14

147Yards/ Par3

グリーン奥からの傾斜が強くパッティングが難しくなるので、ピンの上には乗せたくない。

No.15

410Yards/ Par4

勝利のキーホール

戸塚CCの中で1番難しいホール。フェアウェイが左に傾斜しており、ティーショットがラフに入りやすい。セカンドショットは傾斜地からのショットとなり、さらに打ち上げで見えないグリーンへ打たなければならない。コースマネージメント力が大切なホール。

No.16

538Yards/ Par5

No.17

392Yards/ Par4

セカンド地点からグリーンまで打ち上げているので、ヤーデージ表示よりも長く難度が高いホールとなる。左足上がりのライからどれだけピンに寄せられるのか、ショット力が大切である。

No.18

364Yards/ Par4

ティーショットを左右のバンカーを避けてフェアウェイに置けたらショートアイアンでピンを狙えるホールだが、グリーンの奥からの傾斜が強いので注意が必要。カップ手前にしっかりボールを止めてバーディーを取りたい。