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サステナビリティ/CSR
Sustainability/CSR

戦略アクション

環境対応パッケージ

1926年に初めて詰め替え商品を発売して以来、万物資生の理念に基づき、資生堂はさまざまな環境配慮パッケージの開発に取り組んできました(バイオマス容器、リサイクルペット、低温度燃焼素材など)。2018年、日本企業として初めてSPICE※1に参加し、海洋ゴミ問題の解決に向けて、また限りある資源の有効活用に向けて、リデュース、リユース、リサイクル、生分解可能なパッケージ※2の展開を積極的に進めています。

  • ※1SPICE(Sustainable Packaging Initiative for CosmEtics): グローバルな化粧品会社が協業して持続可能なパッケージの未来を描く取り組み
  • ※2当社では、リデュース、リユース、リサイクル、生分解可能な化粧品パッケージを「サステナブルパッケージ」と定義しています。

目標

サステナブルなパッケージの採用

  1. 1.レフィル(詰め替え)の提供を促進し、CO2および廃棄物を削減します。
  2. 2.2030年までに容器包装使用している樹脂の100%を、サステナブルなプラスチックにしていきます。(2017年策定)
  3. 3.2023年までに資生堂商品に使用する紙の100%を、再生紙・非木材紙または第三者認証を取得した紙へ切り替えます。(2019年策定)

製品パッケージ

リデュース・リユース・リサイクル・生分解性という4つの視点でアプローチしています。

リデュース・リユース

化粧品事業の容器を再利用できるよう、日本国内 約700アイテムでレフィル(詰め替え商品)を販売しています。シャンプー、化粧水、乳液、ファンデーションなど、さまざまなカテゴリーにレフィルを提供することで容器に用いる資源を削減しています。また、容器の軽量化や使用後に分別しやすくすることで資源の再利用を図ります。

レフィル(詰め替え商品)による資源の削減

HAKU: 美白美容液「HAKUメラノフォーカス」では、2011年からレフィルを販売しています。レフィル容器は本体容器と比べてプラスチック量を60%(発売後1年間で約19トン)削減できました。

美白美容液HAKUの本体とレフィル

美白美容液HAKUの本体とレフィル

分別しやすいパッケージの提供

ブランドSHISEIDO:使い終わった容器をリサイクルしやすくするために、プラスチック・金属など異なる素材を合わせた商品では、簡単に分別できるようなパッケージの提供に努めています。

分別しやすいパッケージの提供

環境に配慮した商品パッケージ・容器の軽量化

クレ・ド・ポー ボーテ: 美容液「コンサントレイリュミナトゥール」の容器を2014年にガラスからプラスチックに変更しました。ダイヤモンドのような形の立体的なパウチにすることで高級感と環境への配慮を両立したデザインです。容器の重さを90%削減(商品1個あたりのCO2排出量で60%削減)できました。

ザ・コラーゲン: 美容飲料「ザ・コラーゲン」「ピュアホワイト」は2011年からガラスびんを従来よりも約10%軽量化しました。

長命草: 美容飲料「長命草」の容器を2013年にアルミ缶から紙容器に変更しました。日本国内の間伐材を活用した紙製飲料容器「カートカン」を利用しています。売上の一部を「緑の募金」に寄付し、森林整備に貢献しています。

パウチ容器を採用したクレ・ド・ポー ボーテ美容液 軽量化したガラスびんの美容飲

バイオマス資源の利用

店頭へ陳列する際の化粧水や乳液などスキンケア商品の箱(1個ケース)の素材を、2009年からプラスチックから再生可能な素材である紙へと切り替えてきました。紙の素材についても、資生堂モノづくりエコスタンダードに基づき、再生紙やバガス紙※1、FSC認証紙※2といった持続可能な紙の積極的な利用を進めています。
スーパーマイルド:日本国内ヘアケアブランド「スーパーマイルド」の容器では2011年からサトウキビ由来ポリエチレン※3を利用し、同品のライフサイクル全体でCO2排出量を7割以上削減しました。

  • ※1バガス紙: サトウキビから砂糖を採ったあとの繊維を原料として作られる非木材紙
  • ※2FSC認証紙: 紙やパルプなど森林資源の調達を持続可能にするために、森林管理協議会(Forest Stewardship Council: FSC)から「適切に管理された森林から生産された製品」との認証を受けた紙
  • ※3サトウキビ由来ポリエチレン:化粧品容器で一般的に使われる石油由来ポリエチレンは、焼却される際にCO2が発生するため、地球温暖化の要因となりえます。それに対してサトウキビは成長する際にCO2を吸収しているので、サトウキビ由来ポリエチレンを燃やしてもCO2の増減に影響を与えません。また、サトウキビ由来ポリエチレンは、石油由来と比べて製造工程における加熱温度が低くエネルギー消費量が少ないという利点があり、サトウキビから砂糖を精製したあとの搾りかす(バガス)を焼却して発生した電力を利用しているため、製造工程においてもCO2排出削減できます。サトウキビ由来ポリエチレンは石油由来ポリエチレンと比べてライフサイクル全体でCO2排出量を70%以上削減できます。

ポリエチレンの製造工程

ポリエチレンの製造工程

CO2排出量の削減効果

CO2排出量の削減効果

スキンケア商品の1個ケースの素材(日本国内)

当社が日本国内で調達した1個ケースの素材別の割合(調達数量による比率)を示しています。

スキンケア商品の1個ケースの素材(日本国内)

リサイクル

メカニカルリサイクルペット樹脂の採用:回収されたペットボトルからメカニカルリサイクルによって再生されたリサイクルペット樹脂を商品パッケージに利用しています。(2015年採用)日本国内ブランド「シーブリーズ」のボディシャンプー容器でメカニカルリサイクルによる原料を利用

  • メカニカルリサイクル: 飲料用ペットボトルから効率良く高品質なリサイクルペット樹脂を製造する技術です。石油由来のペット樹脂を使用する場合と比べて、CO2排出量を年間39トン減らせます。

メカニカルリサイクルの仕組み

メカニカルリサイクルの仕組み

生分解性パッケージ

資生堂は、海洋ゴミの問題を深刻にとらえ、化粧品容器、用具、包装資材、什器等に対してより環境負荷の低いプラスチックの利用・実用化を検討すべく、2019年4月、生分解性素材メーカーである株式カネカとの共同開発を開始しました。カネカの保有する独自の素材開発技術と資生堂の長年にわたる化粧品などの容器開発のノウハウを融合させることで、環境負荷の少ない生分解容器の実現を目指します。

SPICEへの参画と商品パッケージの環境負荷評価に関するルール形成

持続可能なパッケージを推進するSPICE(target_blank)(Sustainable Packaging Initiative for CosmEtics)に参画し、環境負荷を削減する取り組みが適切に評価されるルールの構築に貢献しています。2018年は欧州におけるライフサイクルアセスメントに基づいた化粧品パッケージに関する環境影響評価ルールの標準化の議論に加わり、その結果を資生堂内の評価ルールに活用しました。

製品ライフサイクルアセスメント

資生堂は化粧品事業の様々な商品分野にレフィル(詰め替え商品)を提供することで、商品に使用される資源の削減に努めています。また、こうした取り組みの成果を定量的に把握したり、改善効果の高いポイントを特定したりすることを目的として、ライフサイクルアセスメントによる評価を実施し、その結果を開示しています。

  • 製品ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment: LCA):製品のライフサイクル全体(原料調達、製造、流通、使用、廃棄・リサイクル)での環境へ与える影響を数値で定量的に評価する手法です。ISO 14040およびISO 14044で規格化されています。当社は化粧品・パーソナルケア商品のCO2排出量を計算し情報公開しています。

詳細は「2018年の実績 化粧品・パーソナルケア商品のCO2排出量(環境フットプリント)」をご覧ください。

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